全資産の5~10%は「現金」で持つ…超・富裕層が「投資に全振り」しない納得の理由【現役プライベートバンカーが解説】

全資産の5~10%は「現金」で持つ…超・富裕層が「投資に全振り」しない納得の理由【現役プライベートバンカーが解説】

株式と並ぶポートフォリオのコア「債券」

株式と並ぶポートフォリオの核(コア)が債券です。富裕層、特に超・富裕層にもなると、「資産を増やす」よりも「資産を守る」ことの重要性が強くなります。必然的に、ローリスク・ローリターンである債券が重視されるようになります。

教科書的に言えば、株式と債券は逆相関の関係にあるため、リスクの分散になります。また定期的なクーポン収入があるため、安定的なキャッシュフローを得られます。

インフレヘッジに適する「不動産」

富裕層の資産配分においては、不動産も欠かせません。不動産は賃料収入というキャッシュフローを生みつつ、実物資産としての価値を比較的長く保つ性質があります。インフレヘッジに特に適しているとされます。

また、不動産への投資では、物件自体を担保にして銀行等から融資(ローン)を引ける点も大きなメリットです。日本国内の場合、頭金として支出するのは物件価格の10~20%に抑えておき、あとは融資を活用することでレバレッジを効かし、資産の有効活用を図るのです。

加えて相続対策としての不動産投資は現在でも有効であるため、その意味でも富裕層には欠かせない投資対象となります。

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