◆激安競争は止まらない!?
![物価高なのに[異様に安い店]を直撃![激安]の裏側](https://assets.mama.aacdn.jp/contents/210/2026/2/1770509047569_kknj33lgbk.jpg?maxwidth=800)
「レンタカー事業は、稼働率ゼロでもコストが発生する固定費ビジネスです。コロナ禍で各社が減車した後、リベンジ消費で需要が急回復しましたが、半導体不足で新車調達は滞り、中古車価格も高騰。一部事業者は1日3万円、なかには10万円超の値をつけるも、借り手がついたため『レンタカーは儲かる』と新規参入が相次ぎました。しかし今となっては“車余り”の状態で過当競争になっています」
沖縄のレンタカー事業者数は’20年度の940社から’24年度には2186社と倍増。車両数も’20年度の3万2467台から5万6658台と過去最多を更新した。あまりの急増ぶりに、レンタカー協会関係者も実態把握に苦しむ。
「協会加盟店は80社程度で全体の5%にも満たない。車を置く場所さえあればアパートを借りてスマホ一台で営業できてしまうので、“無店舗型”の事業者が急増しています」
◆現場ではルール無視が常態化
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「所有車が10台未満なら整備責任者も不要で、1台だけの“事業者”も少なくない。副業やバイト感覚で参入する県外や海外の業者がほとんどだから、赤字覚悟の値下げが横行しているんです」
現場でルール無視も常態化していると植村氏は指摘する。
「時間のかかる送迎の手間を省くため、禁止されている空港駐車場内での受け渡しが横行しています。ルールを守っている業者が、〝無法者〞に売り上げを奪われているのです」
無秩序に進む価格競争の裏側で、沖縄のレンタカー市場は静かに歪みが拡大している。

