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「あなたが間違っている」つい相手を責めがちだが…離婚において“善悪論争”は「時間のムダ」なワケ

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「投資は高リスク」から「お金に働いてもらう」時代へ

「離婚後いくらあれば生活できますか?」と、質問する人がいます。なかには親からの遺産相続で、まとまったお金がある人もいて、資産運用の大切さを伝えますが、「亡くなった親が〝投資は絶対にしてはいけない〟といっていました」と、国策ともいえるNISAを強く拒む人もいます。

100万円のお金を定額貯金にした場合、ゆうちょ銀行の定額貯金では3年以上で0.320%の利率で(令和7年7月1日現在)、5年後で101万6115円となります。

いっぽう1990(平成2)年の郵便局の定額貯金(5年)は6.33%、この金利なら5年後に136万5600円となります。

手取り(税引き後)でも約30万円増えたら、大きな出費にも対応できますが、1万6000円では、おいしいディナーを味わう程度でしょう。

高金利時代がまたくればよいですが、そう簡単ではないので、国も「資産形成をしましょう!」とPRしているわけです。成人式では資産運用のパンフレットが配布されています。

いまは「お金に働いてもらう時代」(資産運用)です。女性は「お金や手続きは夫に任せていた」という人も多いので、マネーリテラシーをしっかり身に付けましょう。

(図表3)郵便局~ゆうちょ銀行「金利」の推移

Miwa Harmonic Office 代表
夫婦問題診断士協会代表理事
寺門 美和子

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