
文具のとびら編集部
ゼブラは、1897年の創業以来培ってきた技術と経験を結集し、日本の最高を追求した新しい国産ボールペンブランド「THE ZEBRA(ザ・ゼブラ)」を立ち上げ、その第一弾として、同社史上最も高価格帯となる油性ボールペン「HAMON(ハモン)」(税込5万9,400円)を2026年3月4日に一部の文具取扱店で発売する。
「THE ZEBRA」第一弾は「HAMON」
「THE ZEBRA」は、長年にわたり筆記具を開発してきた同社の技術と経験を結集し、日本の最高を追求した新しい国産ボールペンブランド。同社は、デジタル化が進む現代においても、書く行為には「記録に残す、記憶にとどめる、気持ちを伝える」という力があると考えている。こうした思いから、長年にわたり培ってきた技術と経験を結集した同ブランドを立ち上げた。
第一弾となる「HAMON」には新開発「エイジングチップ」を搭載。従来、組立直後のボールペンは、ペン先の小さなボールやそのまわりに加工時のゆがみや切削痕により、しばらく書かないと高筆感の状態にならなかったが、今回はペン先に“なじみ”処理を加え、書き始めから滑らかでスムーズな高筆感を実現した。
インクは、開発に7年かかった最新油性インクを採用し、インク色は黒の中に若干青みを感じる黒墨色を搭載。この中芯は、社内で専門のトレーニングを積んだマイスター制度の認定を受けた3人のスタッフが1本1本手作りで生産している。
また、高級筆記具としては珍しく、金属製の中芯と本体のペン先部分にインク終わりが見える部分をつくり、突然インクが切れるストレスを軽減。これは、1966年発売の「みえるみえる」というCMで有名になった「クリスタル4100」の技術を継承したもの。
「HAMON」は、軸をひねって芯を繰り出すツイスト式を採用。1977年に発売した「シャーボ」シリーズで培った作動のしっくり感を継承し、まるで高級車のような作動感を実現した。
さらに、芯を出すと同時にクリップが本体内部に収納される「リトラクタブル バインダークリップ」を同社として初めて搭載。筆記中はクリップが邪魔にならず、収納時にはしっかりと挟める構造となっている。2003年発売の「サラサクリップ」で培った技術を、高級筆記具仕様へと進化させた。
本体は、日本の金属加工技術を駆使し、1本の金属から削り出したアルミ軸。特に上部に施された波紋模様は、1本あたり1時間以上かけて切削されており、彫刻のような造形美を追求した。アルマイト処理とブラスト処理を組み合わせることで、高い耐久性と心地よい触感も両立。軸色は、日本の伝統色から着想を得た3色、銀色(しろがねいろ)、水藍色(みずあいいろ)、鋼色(はがねいろ)を展開する。
重心バランスにも徹底的にこだわった。一般的な金属製高級筆記具に見られる“上重心”を避け、2018年発売の「ブレン」で培った技術を継承し、上部の軽量化、握り位置のオモリ内蔵など、筆記しやすい重心バランスに仕上げた。
「THE ZEBRA」では、購入後10年間の保証に加え、新たな専用替芯が発売された際に無償で1本提供するサービスも用意(プレミアム保証システムへの登録が必要)。高級筆記具を「特別な一本」として所有するだけでなく、100年使い続けても飽きない普遍的なボールペンでありたいという思いを込めているという。
パッケージには、静かで凛とした佇まいの桐箱を採用。書く道具としての品質だけでなく、使い始める瞬間からの体験も大切にしたいという想いから、製品の世界観を体現する外装として採用した。
発売にあわせて、高級筆記具人気の火付け役として知られるYouTuber「しーさー」氏を起用したプロモーションも展開。「HAMON」の使用感を紹介する動画が、発売前に公開する。
<「HAMON」仕様>
ボール径:0.7mm
インク色:すべて黒墨(くろずみ)
軸色:銀色(しろがねいろ)、水藍色(みずあいいろ)、鋼色(はがねいろ)
本体サイズ:全長143㎜、軸径12.5㎜、重量30g
替芯:THE ZEBRAREFILL0.7 黒墨(1本:税込1,430円)
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