人との出会いが、暮らしと仕事を前向きにしてくれた
――移住後のお仕事について教えてください。
優希さん 移住してすぐは生活に慣れることを第一にしていたので、私は働いていなかったんです。2歳の次女も保育園に通うようになってから、まずはシフト制のパートスタッフで、浪江町の飲食店で働き始めました。本格的に仕事をしようと決めたタイミングで、移住前から就いていた訪問介護の仕事へ転職。職場は富岡町になり、現在は週4~5日の時短社員として働いています。神奈川県にいた時と職種は変わりませんが、仕事のやりがいが大きくなりました。現在勤めている職場の上司の仕事への姿勢がすばらしく、感銘を受けています。 双葉町には、お一人で住んでいる高齢の方や、「故郷で最期を迎えたい」と強い想いを語る方もいらっしゃいます。お話をしていると、その想いに寄り添えるよう頑張りたいと力が湧いてきますね。
――ご主人は双葉町での暮らしをどう感じていますか?
優希さん 「想いやエネルギーをもった人との出会いが、双葉町に移住して一番よかったこと」だと話していました。最近のタイムリーな出会いは、福島浜通りシネマプロジェクトを運営する方たち。双葉町を舞台にした映画が作られ、長女と長男が出演させてもらいました。移住しなければできなかった経験だろうと思います。「子どもも一緒だからこそ親としての責任もともなうし、移住を決断するには勇気も必要だったけれど、飛び込む価値があった」と、1年半の暮らしを経て夫婦ともども感じています。

――最後に、双葉町や福島県への移住を検討している方に向けてメッセージをお願いします。
蒔千さん 正直、引っ越しや転校をすると決まった頃はいやだなあと思う気持ちもありました。でも、双葉町に来てからは、周りの大人の人たちがみんなやさしいし、町内でのイベントもめっちゃ楽しいから、今は来てよかったなと思っています。
優希さん 移住してきたとき、双葉町の皆さんは私たちを温かく受け入れてくれました。今度は私たちが、新しく来てくださる方を温かく迎えたいと思います。 2028年4月には双葉町に新しく学校ができる予定で、家族みんなですごく楽しみにしています。子どもの数も、これから少しずつ増えていったらうれしいですね。子どもたちの成長をみんなで見守っていけたらと思います。
綾部優希さん・蒔千 さん
優希さんは宮城県出身。 結婚後は神奈川県で暮らし、2024年10月に家族で双葉町へ移住。小学生2人、未就学児2人の4人きょうだいを育てる6人家族。現在は訪問介護の仕事に就きながら、地域に根ざした暮らしを送っている。
※内容は取材当時のものです 文・写真:蒔田志保
※本記事はふくしま12市町村移住ポータルサイト『未来ワークふくしま』からの転載です。
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