中道改革連合の前職・岡田克也氏が2026年2月9日、議員会館からの撤収作業の様子を動画で伝え、自身をめぐる今後の方針を明かした。

衆院予算委員会での「存立危機事態」質疑が波紋
立憲民主党と公明党による新党・中道改革連合は、8日に投開票が行われた衆院選で公示前から167議席から49議席に減らす結果となった。
要職を担う重鎮らも相次いで落選。過去12回連続当選を誇った三重3区の岡田氏もそのひとりだ。かつては民主党や民進党で代表を務めてきた。
岡田氏をめぐっては、立憲民主党時代の衆院予算委員会で、高市早苗首相に対し、台湾有事を念頭に「どういう場合に存立危機事態になるのか」と繰り返し質問。台湾有事が「存立危機事態になり得る」との発言を引き出したとして、批判の声が相次いでいた。
落選確実が報じられた直後のインタビューでは、「ネットを見ている人の支持が非常に低かった。相当いろんなデマや批判が渦巻いておりましたので、それに十分対応することができなかった」と反省の弁を語っていた。
「4日間で議員会館を撤収しなければなりません」
総選挙翌日となる9日夕、岡田氏は「一晩明けて、議員会館撤収作業とこれからのこと」などとしてXを更新。動画と写真で撤収作業の様子を伝えた。
写真には、折り畳まれた複数のファイルボックスや、壁から外されたポスターなどが写っている。スタッフが仕事をしているデスクには新聞や文具、資料などが雑然と並んでいる。
動画では、「みなさんこんにちは、岡田克也です。昨日選挙の結果が出たわけですが、多くの方にご支援をいただき、本当にありがとうございました」と感謝。「また30数年にわたって私を育てていただいた三重3区の有権者の皆様に、心からお礼を申し上げます」と語った。
また、「いま東京に来ています」といい、「4日間で議員会館を撤収しなければなりません」と説明。「これがなかなか大変なことで、いま悪戦苦闘しているところです」と状況を明かした。
岡田氏の背後に置かれた棚には、若手時代から集めているというたくさんのカエルの置物が飾られている。