コンテストガーデンC
Stewardship Garden:The Way
ぐりんぐりん 横田拓伸
(東京都)
高等学校卒業後、アメリカで映画を学び、帰国後に俳優・モデルとして活動。海外公演も経験したのち、< lang="EN-US">35</>歳で伝統工芸師に転身。その後、< lang="EN-US">39</>歳で造園の世界へ。< lang="EN-US">1</>年後には英国チェルシーフラワーショーに参画し、独立。『造園会社ぐりんぐりん』を立ち上げ、『世界を熱烈にハッピーにする< lang="EN-US">!</>』を使命に、個人邸を中心とした庭づくりを続けている。
Q1. 東京パークガーデンアワード(TPGA)に参加した理由
僕がいつも実現している庭づくりは、植物が日常生活に深く根付いているスタイルのお庭です。TPGAの特徴の“宿根草の持続可能なガーデン”は、僕たちの目指す『庭と、新しい暮らし』の基礎となるテーマです。このコンテストを通じて、僕はより広く深く知識と経験を得ることができ、世界中の皆さんの“心豊かな暮らし”の実現に、より貢献できると思い参加させていただきました。また一つの作品を仲間と作り上げるということは、とても楽しい祭りごとであり、成長するチャンスでもあります。TPGAは未来の可能性を押し広げる貴重な時間になると信じています!

Q2. 植物に携わる仕事に就くようになった理由
『なぜ人に植物が必要なのか?』僕は知っているんです。“挑戦”それが僕の人生のキーワード。しかし若い頃はあきれられるぐらい無知で未熟でした。挑戦したことは全て失敗、自分が何をやったらいいのか分からなくなった、人生の迷子になったんです。その時、ほったらかしの観葉植物の存在に気付いたんです。なぜかとても癒やされ、心落ち着ける時間を与えてくれることを知ったんです。『ありがとう』植物に伝えた言葉は“感謝”でした。それから庭づくりという世界に飛び込み、世界を見て回った。そして今『何でもできる』そう思って今日まで挑戦を続けています!

Q3. 仕事に向き合う時のこだわり
全てにおいて一番大切なことは『聞くこと』です。暮らしと密着したお庭を提案している僕たちは、皆さんが“心豊かな暮らし”を実現できれば幸せなのです。何が“心豊か”であるかは、皆さん人それぞれです。だから僕たちは皆さんに聞くのです。『困っていることは?』『どうなったら幸せですか?』そして僕たちは他にも聞くことがある。土の状態、日当たり、風通し。それら全部をふまえて、皆さんの新しい暮らしを明確にイメージして、実現することが僕たちの幸せなのです。だからいつも聞くのです『まずあなたの話を聞かせてください!』それが“僕のこだわり”です。

Q4. 制作したガーデンで表していること、見てほしいポイント
僕のガーデンは『変化』がキーワードです。端っこは砂浜で、中心に向かって土壌は豊かになっていく。それは植物が生まれ枯れる、昆虫や動物が暮らし、土に還っていく。そういった自然の循環が影響している、そんなことを表現しています。それはまるで人の一生のようで、砂浜は柔らかい心を持った子供たち。それから色んな影響や経験を通じて、花や実を育てる子育て世代になり、最後は人生の全てを謳歌してきた成熟世代へと変化していく。ガーデンは四季によりどんどん変化していきます。皆さんの記憶に残る、キラッ! と輝く一瞬をお見逃しなく!

Q5. 長年の趣味、もしくは今夢中になっていること
『趣味が仕事で、仕事にはまっています』僕のホームページでも公表していますが、かつて俳優や伝統工芸士、生け花の池坊を学んでいました。映画鑑賞は2,000本以上、20年間ずっと月に一度は美術館に行くなど芸術が好きです。いくつかの賞をいただいたり、皆さんご存じの有名人と一緒に仕事をしたり、海外にも何度か作品を持って行きました。それらの体験が与えた僕の感性への影響は計り知れなく、今でも人生の基礎となっています。今後は『庭づくりから暮らしへ』と新しい暮らしの提案をしながら、皆さんと一緒に楽しめる空間づくりの実現に向けて、『ぐりんぐりんパーク』の実現を加速していきます!

コンテストガーデンD
SurFIVE Garden
PICNIC garden design 河野友香
(栃木県)
大学卒業後、エクステリアとガーデンの専門学校で学び、造園会社で経験を積み独立。庭で過ごすことの楽しさ、豊かさを伝えるために活動中。ローメンテナンスで心地よく、“センス・オブ・ワンダー”を感じられる庭づくりを通して、自然と人が穏やかに寄り添う空間を提案している。
Q1. 東京パークガーデンアワード(TPGA)に参加した理由
2023年に参加した代々木公園ガーデナー養成講座がきっかけです。ガーデンの歴史や社会的な意義、設計に向き合う姿勢など、多くの考え方と技術を学び、それらを自分なりにアウトプットしたいと考えて応募しました。今回の舞台となる夢の島公園はかつて廃棄物処理の島として生まれ、緑豊かな公園へと再生してきた歴史があります。都市と自然との関係を象徴するような場所で庭づくりに関われること、1年を通して植物と向き合えるこの貴重な機会に大きな魅力を感じています。

Q2. 植物に携わる仕事に就くようになった理由
1990年頃、NHKで放送されていたバーネット原作のアニメ『ひみつの花園』に夢中になったことが、植物の仕事に惹かれる原点です。自分の地面や庭を持ち、整えることで暮らしの質が高まり、その心地よさが周囲や街へと広がっていくことを実感してきました。身近な自然に触れる中で育まれるセンス・オブ・ワンダーの大切さを、仕事を通して次の世代にも伝えていきたいと考えています。屋号「PICNIC」には、外で過ごす喜びを日常に取り戻したいという想いを込めています。

Q3. 仕事に向き合う時のこだわり
新築住宅のエクステリア提案や庭のリフォームを中心に、限られたスペースでも外で過ごす心地よさを感じていただける庭づくりを心がけています。日差しや人目を気にせずに過ごせることや、窓からの眺め、使いやすい動線や道路からお家が素敵に見えるかなど、さまざまな角度から検討します。植物は住まいを美しく見せる最もコストパフォーマンスの高い要素なので、無理なく続けられるローメンテナンスな植栽との付き合い方まで含めて提案することを大切にしています。

Q4. 制作したガーデンで表していること、見てほしいポイント
このガーデンで最も大切にしたのは、季節を通して全体のシルエットが崩れないことです。
雨や風で植物が倒れていると、見る人に残念な印象を与えてしまうため、倒れにくく生命力の強い植物を選び、植え付け時からしっかり根を張れるよう土づくりにも工夫を重ねました。夏の厳しい暑さの中でもサバイヴする植物のエネルギーと、個性的な葉の形と色鮮やかな花々が作る景色を楽しんでいただけたら嬉しいです。

Q5. 長年の趣味、もしくは今夢中になっていること
旅行が趣味です。自然そのものよりも、都市の街並みや建築、美術、庭園など、人の手が加わった空間を見ることに惹かれて、作られた背景や意図を想像しながら歩く時間が好きです。最近は一昨年に手に入れた自宅の庭を、荒地だった状態から少しずつ改装しています。気になる植物を植えてみたり配置を変えてみたりと、暮らしの中で試行錯誤する時間が、いま一番の楽しみになっています。

