◆「やさしい言動をしている人」≠「やさしい人」
少々ややこしいかもしれませんが、「やさしい言動をしている人」が「やさしい人」だとは限らないのです。わかりやすく例を挙げると、女性の体だけが目的のチャラ男ならワンナイトを達成するまでは、女性の要望に応えたり気遣ったりする“やさしいムーブ”をするわけです。
女性の資産を狙った結婚詐欺師も大金を引っ張ってくるまでは、同じように“やさしいムーブ”をしまくります。
言わずもがな遊び目的のチャラ男も大金目当ての結婚詐欺師もクズです。でも、“やさしいムーブ”はします。むしろ、めちゃくちゃします。
“手前”の“浅いやさしさ”は、女性を口説く教科書の1章目に載っているような基本的なことで、本当の意味でやさしい人間じゃなくても、簡単に演技でできてしまうもの。
つまり、チャラ男や結婚詐欺師といったクズ男は、自分の快楽や利益のために、女性に対して“やさしいムーブ”をするということです。
◆“自分のため”に女性にやさしくするクズ男たち
チャラ男や結婚詐欺師は極端な例ですが、重要なのは【人間は自分の快楽や利益のために他者に“エセやさしさ”を見せるのはよくある】ということ。チャラ男や結婚詐欺師ほどのクズではなくても、自分のことばかり考えている利己的な性格な男は、“自分のため”に女性に対して“やさしいムーブ”をするもの。
本当にやさしい人間の場合、行動原理は“他者のため”になりますが、行動原理が“自分のため”というやさしくない人間でも、一見するとやさしい言動をすることはよくあるのです。
そして、ここからがある意味、今回のテーマの本題なのですが、クズ男でも自分が好きな女性から好かれることは嬉しいことであり、快感なのです。好きな女性から求められるようになれば、親密になれたり一緒にいられる時間が増えたりするので、クズ男側も欲望が満たされるのでメリットが大です。
だからクズ男でも“エセやさしさ”を発動し、“やさしいムーブ”をするというわけです。

