50代から考える【幸せな最後】 老い・病と向き合い自分を見つめるヒューマンドラマ厳選3選

50代から考える【幸せな最後】 老い・病と向き合い自分を見つめるヒューマンドラマ厳選3選

老いや病と向き合ったとき、自分らしく人生の最後のチャプターを描き出したい。
そう願った人々のドラマを描いた3本は、私たちに数々の示唆を与えてくれる。

『両親が決めたこと』

© 2024.LASTOR MEDIA, KINO PRODUZIONI,ALINA FILM ALLRIGHTS RESERVED.

”デュオ安楽死” を望む夫婦と家族が見つめる人生の終わり

演出家である夫とともに、女優として生きてきた80歳のクラウディア。末期がん宣告を受け、脳への転移によって錯乱することもある日々を送っていた。
今なお互いを愛してやまないふたりが選んだ道は、ともに安楽死すること。
夫婦が暮らすスペインでは許されていない“デュオ安楽死”ができるスイスに向かうことを決意したふたりと、家族の想いが交錯していく。
自我を失う前に人生の幕を下ろしたい妻と最後まで寄り添うことを願う夫、両親の決断を受け入れるのが難しい子供たち。
スイスなどで認められている夫婦の安楽死を題材に、夫婦と家族の人生を見つめた人間ドラマ。
群舞を中心としたミュージカルシーンによってヘビーなテーマと主人公の内面を軽やかに伝え、私たちに尊厳死の意味を問いかけてくる。

監督:カルロス・マルセット
出演:アンヘラ・モリーナ、アルフレード・カストロ、
モニカ・アルミラル・バテット

2/6より、シネマート新宿ほか全国順次公開

『喝采』

©2024 Crazy Legs Features LLC

信念によって光が当てられる誇り高き女優の最後の舞台

ブロードウェイで活躍してきた大女優、リリアンは、新進気鋭の演出家のもとでチェーホフの『桜の園』の稽古に励んでいた。しかしセリフを飛ばして激昂してしまうという問題が起こり、精密検査の結果、認知症を宣告される。
周囲が降板もやむなしと思う中、彼女は最後まで演じ切ろうと奮い立つ。
ジェシカ・ラングが演じる伝説の舞台女優は『桜の園』のセリフを日常生活でもつぶやき、
日々の暮らしとステージが地続きになった人生を送ってきた。仕事ばかりだった母に複雑な想いを抱く娘、厳しくも優しくサポートする長年のアシスタント。幻となって現れる、愛する亡き夫。
ときにはマンハッタンで迷子になりながらも強い信念で人生の最終章を照らそうとする誇り高きリリアンの生き方が、勇気を与えてくれる。

監督:マイケル・クリストファー
出演:ジェシカ・ラング、キャシー・ベイツ、
リリー・レーブ、ジェシー・ウィリアムズ

TOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開中

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