◆最大の焦点は6番以降の下位打線
今大会はメジャー組が過去最多となる9人集結。打者だけでも大谷翔平のほか、鈴木誠也と吉田正尚の2人に加えて、今季から活躍の舞台をメジャーに移す村上宗隆と岡本和真もいる。実績からも、メジャー組が上位打線を担うことになるだろう。井端監督の構想では主砲の大谷はおそらく1番か2番を打つことになりそう。打線の火付け役としてリードオフマンが適役か。それとも1番に出塁率の高い近藤健介あたりを据えて、大谷を2番に配置する打順も選択肢の一つとなりそうだ。
クリーンアップは大谷以外のメジャー組が占めることになる。ただし、守備に不安のある吉田や村上は相手先発が左投手ならスタメンを外れるケースも出てくるかもしれない。
そして、やはりカギとなるのが6番以降の下位打線ではないだろうか。
特に二塁手の牧秀悟が、ポイントゲッターとして機能するかどうかが侍ジャパンの命運を左右しそうだ。
◆プレミア12敗戦で噴出した「6番・牧」への猛反発
遡ること2024年11月。就任から約1年が経過した井端監督はプレミア12で指揮を執った。無傷の8連勝で決勝進出を果たした侍ジャパンだったが、台湾との最終決戦でまさかの敗戦。これを受けて、SNSなどでは井端監督の采配に批判が殺到した。特に批判の矛先となったのが、井端監督が牧を6番に据えたことだった。実力的には3~4番でもおかしくないメンバー構成だったため、「牧を6番固定してたの意味分からん」「打席が多く回るのは上位です」「最後は牧に回らず敗退」などの声が寄せられた。

