会社員が新年度前に確認しておきたい「給与の天引き」チェックとは

「最近、昇給したはずなのに手取りが増えた実感がない」そんな違和感の正体は、給与の「天引き」内容が変更されているからかもしれません。

会社員の家計において、最大の固定費は家賃でも通信費でもなく、税金と社会保険料=毎月の給与から自動で引かれるお金。

そしてこの天引き額は新年度(4月)を境に変わりやすいのが特徴です。だからこそ2月は、「給料を増やす」より先に「手取りを守る準備」をしておきたいタイミング。

今回は、新年度前に会社員が必ずチェックしておきたい天引きまわりのお金のポイントを整理します。

なぜ2月が重要?天引きは「事前に知っている人」が強い

税金や社会保険料は、「知らないうちに決まり、気付いたら引かれている」ものですが、実はルールもスケジュールも公開情報です。特に2~3月は、

・次年度の社会保険料率の見通しが出る
・新しい負担制度(支援金など)の内容が見えてくる
・4月以降の給与明細の変化を“予測”できる

という、情報が一番揃う時期。この段階で把握しておけば、「4月の給料を見て焦る」事態は避けられます。

チェック 自分の健康保険は「どこ管轄」か

まず最初に確認しておくことは、加入している健康保険です。会社員の場合、大きく分けて次の2つ。

・全国健康保険協会(協会けんぽ):中小企業に多い
・健康保険組合:大企業・業界団体

なぜこれを確認しておくかというと、保険料率の決まり方が違うから。協会けんぽの場合、毎年、医療費の動向などを踏まえて都道府県ごとに保険料率が見直されます。つまり、会社は同じ、給料も同じでも「住んでいる県が違うだけ」で手取りが変わるということも普通に起きます。健康保険組合では組合ごとに独自の料率が決められています。

全国健康保険協会(協会けんぽ)

自分が加入しているのは協会けんぽか?健保組合か?保険料率は何%か?ここを押さえておくと給与明細の見え方が変わります。

配信元: mymo

あなたにおすすめ