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SKE48・熊崎晴香&佐藤佳穂、もう一度、みんなであの場所へ 同級生コンビが抜擢!新曲『Karma』インタビュー

SKE48・熊崎晴香&佐藤佳穂、もう一度、みんなであの場所へ 同級生コンビが抜擢!新曲『Karma』インタビュー

SKE48の35thシングル『Karma』が、9月24日にリリースされた。今回の楽曲は、今年で劇場デビュー17周年を迎えるSKE48において約10年ぶりのダブルセンター体制。親友の恋人に惹かれてしまう主人公が抱える“業”を、初めて選抜入りを果たした3名を含めた16人のメンバーで歌い上げる。今回は、3作曲連続でセンターを務めている熊崎晴香と、表題曲初センターに抜擢された佐藤佳穂の二人に、楽曲への想いはもちろん、17周年を迎えるグループ全体の展望を聞いた。

SKE48・熊崎晴香&佐藤佳穂、もう一度、みんなであの場所へ 同級生コンビが抜擢!新曲『Karma』インタビュー
35thシングル『Karma』でWセンターを務める熊崎晴香(左)と佐藤佳穂(右)


──新曲『Karma』のダブルセンター抜擢おめでとうございます!お二人とも相方が誰なのか後日知ったそうですね。

熊崎晴香(以下、熊崎):「ダブルセンターになる」とは聞いていたんですけど、相手が佳穂だってことを後から聞いてめちゃくちゃ嬉しかったし、心強いなと思いました!

佐藤佳穂(以下、佐藤):晴香さんがダブルセンターの相手で安心しました。前作、前々作とセンターを担ってきた経験者なので。でもその分、実績がある方の隣に立つプレッシャーはあるから、私が負担をかけないようにしようとも思いました。ダブルセンターって、ふたりが釣り合ってこそ認めてもらえるものだと思うから、晴香さんの足を引っ張らないようにしたいし、「より頑張らなきゃ」って気合いが入りました!

熊崎:私は3作連続でセンターを任せていただけて、ありがたい反面プレッシャーも強かったです。だけど、今は隣に佳穂がいてくれることですごくほっとしています。「何かあっても、佳穂がいてくれるから大丈夫」って安心感がある。佳穂とは、以前ご飯に行ってセンターについて二人で話したことがあって。だから、一緒に初めてのダブルセンターを務めることになって、縁があるなあって嬉しく感じています。

──ふたりとも1997年生まれの同級生なんですよね。

熊崎:黄金世代ですね!(笑) 私は後輩と打ち解けるのに時間がかかるタイプだけど、佳穂とは同い年だから話しやすくて、いつの間にか隣にいてくれる存在になっていました。後輩だけど何でも話せて、悩みも結構打ち明けちゃってる。佳穂を信頼しているから、初めてのダブルセンターでそわそわするっていうよりは、最初から落ち着いていられたんですよね。

佐藤:晴香さんと仕事の話をすると、見えているものやものの見方が似ていると感じるんです。私はチーム替え前のTeam Eのリーダーをしていたし、晴香さんは今のTeam Sの副リーダーだから、「全体を見よう。グループ全体を良くしよう」という意識が明確なのかな。何か意見があるとき、同期の子だと「私が言っていいのかな?」って考えすぎて言えなくなっちゃうタイプが多いんです。でも、晴香さんは思ったことは自分からスタッフの方に相談するタイプ。私も、「もっとこうしたら良くなるんじゃないか」と思ったときは、晴香さんや大人スタッフの方に伝えています。選抜の経験も長いほうだからこそ、私たち二人がSKE48のためにどんどん動いていきたいです。


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熊崎晴香

◆責任ある立場から見える景色

──お二人はリーダー、副リーダーとしてグループやチームをまとめたり、俯瞰して見たりしてきた経験があります。責任がある立場を経験するなかで、景色や見え方が変わったのはどんなときでしたか。

熊崎:私は副リーダーになって、『今までリーダーや副リーダーを担ってきたメンバーって、すごく良いことをしてたんだな。色んなものを背負ってきてたんだな』と気づきました。そんな人たちに守られていたおかげで、私は恵まれた環境で自分を出していけたんだなって。私はまだ副リーダーになりたてで、周りを見ようとはしているけどいっぱいいっぱいになってしまう場面もある。『自分のことを後回しにせずに、周りを見てケアもしていく』って本当に大変で、それを乗り越えてきたこれまでのリーダーたちには感謝の気持ちでいっぱいです。

佐藤:私は2年半の間リーダーを務めさせてもらいました。リーダーになって大変だったことのひとつは、公演のセットリストを考えること。「どうしてこんな構成なの?」「この曲が入るのはおかしくない?」って、セットリストを見たメンバーが感じる些細な違和感も汲み取って解消していかなきゃいけない。それに、チームの特徴や良さをどうやってメンバーに自覚してもらうかを考えるのにも、とても時間がかかりました。リーダーになって初めて気がつける課題もたくさんあったと思います。

熊崎:佳穂は同じチームにいた頃は後輩だったのに、今はこうしてリーダーとして意見を言えていて本当にすごい! 私も副リーダーとして成長して、グループやチームに貢献できることを探していきたいな。

佐藤:逆に私は、晴香さんのようにセンターに立つ重みを実感してます! 全員が目指しているポジションだから、「佳穂くらいのパフォーマンスなら、私のほうができるのに」って思われたくないし、憧れ続けてもらえる存在でありたいです。センターの価値を下げないように、リハーサルから意識を高く持つ。それは、センターになって初めて見えた景色だと思います。

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熊崎晴香
SKE48・熊崎晴香&佐藤佳穂、もう一度、みんなであの場所へ 同級生コンビが抜擢!新曲『Karma』インタビュー
佐藤佳穂

◆年長メンバーから見るグループの現在

──センターかつリーダー職で同い年、グループのなかでは年長者というところもお二人の共通点ですね。そんなお二人から、今のSKE48はどんなグループに見えていますか。

熊崎:今年の7月から8月にかけて開催した「SKE48 SUMMER Tour 2025」(以下、サマーツアー)を駆け抜けて、メンバー同士の仲が縮まっています。自然にアドバイスをもらったりあげたりする関係性をつくれている。あんまり話したことがないメンバー同士が、このツアーをとおしてパフォーマンスについて話せるようになった様子を見ると、すごく嬉しいです。
私が所属しているTeam Sに関して言うと、リーダーの相川暖花は、今年X(旧Twitter)に「本日の握手会、ヲタク約1名。」とファンの方の写真を投稿してバズった“SKE48のバズり女王”。ほのちゃん(相川暖花)が中心となって全員でTikTokにも力を入れていて、頑張ってSNSを更新していました。殻にこもっていた子が、ほのちゃんの影響で面白いことにも挑戦して自分の殻を破る姿も見てきました。一皮むけたメンバーが増えていくことで、これからのチームやグループの変化に繋がりそうで楽しみです。

佐藤:Team KⅡでは、最近は後輩たちが私をイジってくれるようになったのが嬉しいです。特に荒野姫楓ちゃんと篠原京香ちゃん、藤本冬香ちゃん。サマーツアー初日に「佐藤さんは初めて出会う人種」とか「怖い」とか言われて。びっくりしたけど、ファンの方が「佳穂ちゃんをイジる後輩が現れた!」って喜んでくれています。先日の公演でも、ひめたん(荒野姫楓)に「佳穂さんはセクシーキャラぶっているけど、何も経験ないでしょ!」ってツッコまれました(笑)。もしかしたら見ていて「失礼だな」と思う方もいるかもしれないけど、私は先輩・後輩の垣根なく接する関係性や、MCでみんなが好き勝手に自分の言いたいことを言える環境になってきた今のTeam KⅡを、良いチームになってきたって感じています。
Team KⅡは「個性派のKⅡ」と掲げていて、サマーツアーでもひとりひとりの個性が光るように意識してセットリストを組んでいました。今までのTeam KⅡには「やんちゃで自由でお祭り」みたいなイメージがあった。メンバー個人が自由に個性を発揮できるTeam KⅡの雰囲気を、これからも維持していきたいです。

SKE48・熊崎晴香&佐藤佳穂、もう一度、みんなであの場所へ 同級生コンビが抜擢!新曲『Karma』インタビュー
佐藤佳穂
配信元: 日刊SPA!

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