ユーロ圏のGDPに占める金(ゴールド)の割合は、4%を超えているという事実【ウォール街歴40年の金融戦略家が解説】

ユーロ圏のGDPに占める金(ゴールド)の割合は、4%を超えているという事実【ウォール街歴40年の金融戦略家が解説】

準備資産としての金

金は貨幣である。政策立案者や経済学者は金を過小評価しているが、今後も金はきわめて優れた富の貯蔵手段であり、世界の通貨制度において欠かせない役割を果たし続けるだろう。

これは、フランスのおかげによるところもある。1975年、金は通貨制度での役割が低下していたにもかかわらず、フランスはIMFで確固たる立場を公言し、公的準備に金を加えるべきだと主張した。

経済学者たちは、金にそれほど関心がないようだ。金は彼らからほぼ無視され、貨幣という観点で研究されることもない。それでも、金がなくなったことは一度もなく、舞台裏で重要な役割を担っている。金は今でも国際通貨制度の準備資産であり、今後その重要性はますます高まるだろう。金を理解することは、国際通貨制度の未来を理解するための枠組みとなる。

ジム・リカーズ

APJ Media 合同会社

編集長/地政学者/経済学者/弁護士

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