ハイノキの名前の由来と花言葉

ハイノキは、漢字で「灰の木」と書きます。これはハイノキを焼いて出た灰が、染色の触媒として利用されていたことが由来です。「イノコシバ」の別名もあり、九州でイノシシを縛るための枝として利用されてきたことにちなみます。
ハイノキには広く認知された花言葉はありませんが、小さな花が集まって咲く姿を、誕生日をみんなで祝う様子に見立てた「誕生花」などとされることがあります。そのため、新しい生活のスタートや家族の記念日を祝うシンボルツリーとして、新築祝いや誕生記念の記念樹としても人気があります。
ハイノキに似ている樹木の種類
ここでは、ハイノキに似ている樹種をいくつかピックアップし、ご紹介します。
クロキ

日本原産で、南関東地方以西の暖かい海岸付近に多く分布しています。樹高は5〜10m。開花期は3〜4月で長い雄しべをつけた白い花が咲き、秋になると黒く熟します。また、株によっては秋に奇形花として紫色がかった花を咲かせることもあります。枝葉を燃やした後に出る灰は染料の材として利用されてきました。
チチジマクロキ
小笠原諸島の父島に自生するクロキの仲間で、50本ほどしか確認されていない貴重な樹種です。樹高は1〜2mほどで、10〜12月頃にハイノキに似た白い花を咲かせ、翌年の秋に黒い果実をつけます。
クロバイ

関東地方南部以西に分布しているハイノキの仲間です。樹高は5〜10mで、4〜5月に5cmの総状花序に小さな白い花を咲かせます。開花後に楕円形の果実をつけ、秋から冬にかけて黒く熟します。ハイノキよりも葉色が濃く厚いのが特徴です。樹皮は灰黒色で、地域によってはこちらをハイノキと呼ぶこともあります。
シロバイ

近畿地方以西に自生しているハイノキの仲間です。樹高は7〜8mほどで、8〜9月にハイノキに似た白い花を咲かせます。10〜12月に丸い実をつけ、熟すと黒くなります。葉の表面に光沢があり、縁が波打つのが特徴です。クロバイによく似ていますが、樹皮の色が白っぽく、葉柄が短いなどの違いがあります。
サワフタギ

北海道〜九州に分布している、ハイノキ科の落葉樹で、樹高は2〜5m。開花期は5〜6月で、ハイノキに似た白くて小さな花が集まって咲きます。9〜11月に果実をつけ、熟すと深いブルーになり、実姿が大変美しいのが特徴。野鳥が実をついばみにやってきます。

