<連載>AKB48 小栗有以の「YUIとパフェ。」YAYOI TOKYO(世田谷区・三軒茶屋)の場合

「スプーン」:体験と情報量の時間軸のバランス

<連載>AKB48 小栗有以の「YUIとパフェ。」yayoi tokyo(世田谷区・三軒茶屋)の場合

サイズ直径18.5cm

パフェスプーンはポルトガルを代表する「CUTIPOL(クチポール)」を使用。グラスの深さ70mm弱に対し、スプーンの全長が185mm、食べるときにどんな動作をしても、グラスの縁に指があたり手が汚れる事のないバランスを考慮して選んでいるんだとか。

そして、大塚シェフのお話を伺い一番印象的だったのが「時間軸と情報量」。

大塚シェフ「スプーンは、その大きさや持ち手の長さの機能面において、体験の形や時間軸に影響があると思っています。体験の形としては、細長いグラスだと垂直にスプーンが降りることにより‟方向の制限のかかった体験”度合いが強くなります。一方で開口部が広く浅いグラスにおいては並列的な要素が増え、受け手の体験の自由度が上がります。時間軸というのは、単純にスプーンが大きければ一口の情報量は多く体験速度は速くなり、小さければ一回の情報量が減り動作回数が増え体験速度は遅くなります。そのバランスを考慮し、このスプーンを選んでいます。」

「構成」:3層+象徴的なトップ1

<連載>AKB48 小栗有以の「YUIとパフェ。」yayoi tokyo(世田谷区・三軒茶屋)の場合

「YAYOI TOKYO」のパフェのベースは、先述のグラスの話で出てきた「3層」というキーワードと「象徴的なトップ」の2つの要素から成り立っています。グラスの中で奏でられる3層の物語には、単調にならないよう抑揚のあるシナリオが隠れていました。

大塚シェフ「例えば、映画などで物語が進む中で、事件が起きたりほんわかしたり、さまざま要素があると思います。その物語=パフェのストーリーで例えるならば、食感、香り、温度差などのアクションを層の中で加えていくことで幅が広がり立体的になると思っています。」

3層を区切る繊細な薄さのラングドシャやチュイルにも注目。大塚シェフはよくパフェで多用するそうで、耐久性もあり各層をしっかり区切ってくれ、その食感の刺激が「物語の展開の合図」のような役割としても機能しているんだとか。

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トップは常にそのパフェが象徴するものを1点の造形物に絞り配置。今までのものを例とすると、ティラミスやアフォガードがテーマならコーヒー豆、香水がテーマなら香水瓶、猫がテーマなら猫、「日本の素材を未来へ繋ぐ」であればトキなど。それらが、ムースだったりジュレであったりです。今回はショコラがテーマなのでカカオ豆とチョコレートを形状に。テーマを「複合的に」ではなく「具体的な1つの形状」に絞って視覚的に伝えることで簡潔にテーマを理解していただくスタイルをとっており、そのクリエイションを成立させるために、その独創的なトップは毎回自分でオリジナルのシリコン型を作成しているそう。

「底」の部分は、起承転結が物語によって違うように、そのパフェそのパフェで異なる設計にしています。

大塚シェフ「例えば、薔薇がキーになる香水がテーマであったパフェでは、先ず薔薇の香りからはじまり、香水のトップノート、ラストノートと層に伴い全く違う素材のマリアージュに変わって行き、最後の底のパーツに薔薇のコンフィチュールを配置することでキーの香りに戻り香りのストーリーが完成する、など考えて構成をしています。」

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小栗有以さん試食後コメント
「上に乗ったチョコのムースを割って食べるのも楽しい。チョコがおいしくて幸せでした。そしてチョコのムースは濃厚だけど甘すぎず、チェリーの酸味と最後の柑橘で後味さっぱり。最後まで飽きずに食べられました。層がめっちゃ綺麗で、それぞれ色々な食感を味わえて、バレンタインデーにもぴったりなパフェだと思いました。」

Profile
小栗有以
2014年にAKB48 Team 8の東京都代表として加入。2018年「Teacher Teacher」で初のセンターに抜擢され、2025年8月発売のAKB4820周年記念66thシングル「Oh my pumpkin!」でセンターを務めるなど、AKB48のエースとして活躍中。最近は女優、モデル、バラエティでも幅広く活動中。10月からufu.(ウフ。)で新連載「YUIとパフェ。」もスタート

Photo/魵澤和之(まきうらオフィス) スタイリスト/大友洸介 ヘアメイク/夢月(スリーピース)

衣装協力/rienda(リエンダ)

About Shop
YAYOI TOKYO
東京都世田谷区太子堂2-23-10 栄ビル1階
営業時間:土日営業、詳しい営業時間は公式Instagramをご確認ください。
定休日:不定休

配信元: ufu.(ウフ。)

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