“AV新法”が生んだ「セクシー女優の残酷な構図」…「売れっ子は収入青天井、無名は引退」の現実

“AV新法”が生んだ「セクシー女優の残酷な構図」…「売れっ子は収入青天井、無名は引退」の現実

最近、私のもとに「最近女優さんの数減っていませんか? 特に名前の出ない作品にしか出ない企画女優がかなり消えたと思います」といった内容のメッセージが送られてきた。

◆セクシー女優が減っている理由

たかなし亜妖
※画像はイメージです。 画像生成にAIを利用しています
 たしかにこれは鋭い質問で、AV新法導入後から企画女優は減っている。というか、リリース作品そのものが少なくなったので、名前の出ない作品にしか出られないような女優は仕事が減り、その結果引退するしかない状況になっているのだ。

 結果的に、企画モノにも素人役として有名キカタン(企画単体女優)が出ている始末。あとは、有名キカタンから単体専属になっているケースが増え、女優全体の数が減っているといっても過言ではないだろう。

 この流れは業界にとって、メリット・デメリットどちらも発生する。業界人からして、一部で旨味を感じられても、ユーザーからの不満、そして企画女優として活動する演者など、諸々の部分で支障をきたす悩ましい問題ではある。

◆お金が一部にしか集中しない…得する人・損する人の差

 AV新法導入後は撮影日からリリースを4カ月~半年程度空けなければならず、スピーディーな動きが不可能となった。セクシー業界では親しまれていた時事ネタのパロディも時間差で出すことになり、リアルタイムさが失われつつある。

 リリースまで一定期間を空ける仕組みへ変更すると、新法導入前のように作品を乱発できないので、自ずと現場数が減ってしまう。言い方は悪いが「数打ちゃ当たる」が通用しないとなれば、一発あたりの数字を上げることがマストになり、絶対に数字が取れる演者が優先的に起用されることに。

 その結果、仕事が全体に行き渡らずオファーが偏るせいで、無名な企画女優へのオファーが減り、仕事がない女優は継続が困難になり、引退を余儀なくされるという悲しい構図が完成する。

 私も売れない女優だったので、今でも現役を続けていたら仕事ゼロの状態へ陥っていたかもしれない。

 苦しい人が続々と現れる一方で、売れっ子はウハウハだ。数字が取れる演者にオファーが殺到するとなれば、多忙な日々を送れて収入は青天井。作品を出せば出すほど人目に触れてファンがつきやすく、お金も手に入る“良いサイクル”にハマれる。

 売れっ子はどんどん伸びる仕組みになり、反対に数字を持たなければ本当に厳しい状況に……。現在の業界はさらに格差が凄まじく、質問者の「企画のコが減った気がします」なんて意見は間違っていないのだ。


配信元: 日刊SPA!

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