◆企画女優は「不要ではない」現実

業界の花形が単体作品を出せる女優であることが事実でも、企画女優は大切な縁の下の力持ち。無名でも、名前の出ない作品に出続けて、一定数の収入を得られる演者も少し前は少なくなかった。ちなみに私も現役時代、この例に当てはまっている。
売れっ子を揃えれば数字は安定するものの、ユーザーが「またこのコか」と飽きられる危険性大。顔が知れた女の子がナンパモノに出ていれば「素人じゃないだろ!」とツッコミたくもなり、リアル感が一切なくなるのはイタい。
もちろん企画女優もビデオに出まくっていたら大多数に“認知”はされてしまうが……。単体作品が少ないコほど、素人系現場ではありがたく思われるのだ。
◆企画女優が“女優ドリーム”を掴む可能性も
それに、その他大勢からどんどんのし上がる“女優ドリーム”を掴む可能性を秘めているのも、企画女優の魅力。最近の事務所もメーカーも“育てる”ことを積極的にしなくなったが、それでも無名から売れっ子へ変貌を遂げる例は何とも輝かしい。最初から売れっ子よりも、育てられた女優の方が人々の心を掴みやすく、周りに希望を与えられる。この手の女優が極端に減ると、腐る演者が現れ、脱落へと繋がりやすいのが悩ましい問題といえよう。
「どうせ売れない」と一度思えば最後、早期引退が頭をよぎるのも頷ける。

