“悪天候の長距離フェリー”で船内は地獄絵図に。「隣の個室から“酸っぱい臭い”がしてきて…」――仰天ニュース特報

“悪天候の長距離フェリー”で船内は地獄絵図に。「隣の個室から“酸っぱい臭い”がしてきて…」――仰天ニュース特報

大事件ばかりがニュースではない、身近な小さな事件の方が人生を左右することも。注目のテーマを取り上げ大反響を呼んだ仰天ニュースから特別セレクション!(初公開2025年4月4日 記事は取材時の状況)
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 移動に時間はかかるが料金は安く、旅行先でドライブやツーリングを楽しみたい人にとってフェリーは最適な移動手段。特に本州と北海道を結ぶ航路は人気があり、ハイシーズンには混みあうことも珍しくない。

 今から6年前、当時大学4年生だった柳沢康平さん(仮名・29歳)は、大学最後の夏休みを利用して北海道へのツーリング旅行へ出発。それまで遊覧船くらいにしか乗ったことがなく、長距離フェリーはこれが初めて。そのため、あまりの大きさに圧倒されつつも、これから始まる船旅に気分が高揚しているのを感じていた。

フェリー
※画像はイメージです。以下同

◆最初は船旅を満喫していたが、すぐに船酔いに…

「出航前に船中を探検しましたが、吹き抜けになっていたエントランスはゴージャス感があって、ほかにもレストランやカフェ、売店などいろいろあって面白かったです。ひと通り見て回った後はデッキに出て、港から離れる様子を眺めていました。

 その後は乗船前にコンビニで買ってきたおにぎりと惣菜を食べ、それから大浴場に行きました。真っ暗で窓からは何も見えなかったですけど、船の中で大きなお風呂に入れるとは思いませんでした」

 風呂上りには船内の自販機で購入したビールを飲み、私服のひと時を過ごす柳沢さん。だが、この日は荒天というほどではないが波が少し高かった。気がつくとフェリーは外海に出ており、揺れを感じるようになった。

「大シケで波がうねっていたわけではないですが、出航したばかりの頃に比べると明らかに揺れていました。ただ、酔いが回れば気にならないだろうと思い、缶ビールを2本3本と追加で購入して飲んでましたね。

 けど、お酒にではなく船に酔ってしまったらしく、しばらくすると気持ち悪くなっちゃったんです」

 子供の頃から乗り物酔いをした記憶がなかったそうで、これが彼にとっては初めての経験。ただし、我慢できないほどではなかった。

「吐きそうってレベルではなかったですけど、フェリーは出航してからまだそれほど時間が経っていませんし、この状態が続くとキツいなとは感じました。だから、こんな時はさっさと寝たほうがいいと思ってベッドに潜りました」

◆トイレで隣の個室に駆け込んだ人がそのまま嘔吐

 彼が乗船していたフェリーは、いちばん安い運賃でも二段ベッドが並んだ大部屋。ロールカーテンが付いているため、プライバシーも確保されている。ただし、1時間半ほどで目が覚め、用を足したくなったのでそのままトイレへ。

 しかし、個室に入ってしばらくすると、隣の個室にも誰かが駆け込んできたとか。すると、ドアを閉めた途端、いきなり嘔吐の音が聞こえてきたそうだ。

「なかなかの大音量でしたね。壁越しで直接見たわけじゃないですが、音だけでどんな様子なのか想像できました。きっとこの方は私より重症の船酔いだったんだろうなって。

 しかも、隣からは酸っぱい吐しゃ物の臭いが漂い始めるじゃないですか。この時も船は相変わらず揺れたままだったため、一瞬ちょっとヤバかった。もらいゲロをしちゃう人の気持ちがよくわかりました(苦笑)」

 一応、気になって隣の個室に向かって「大丈夫ですか?」と声をかけたが、相手からは「だ、大丈夫です……」と弱々しい返事。喋れるくらいなので問題ないと判断し、そのままトイレから部屋に戻って再び寝ることに。


配信元: 日刊SPA!

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