◆中国人男性がブチギレて機内は騒然…
当然ながら野村さんは一貫して交換拒否の姿勢。「あなたと席を交換する気はない」とハッキリと言ったが、中国人男性は「変わってくれたっていいだろ!」と次第に怒りを露わに。すでに隣に座っていた彼の連れの男性は必死になだめようとしていたが、さすがに相手の態度に恐怖を覚え、客室乗務員を呼ぶボタンを迷わず押したとか。すぐに女性乗務員が来てくれたため、事情を説明。すると、今度は彼女に対して必死に訴えかけていたが、毅然とした態度で席に戻るように促されていたという。
「偏見かもしれないですが、正直中国の航空会社なので不安はありました。でも、そのときはしっかり対応してくれたので良かったです」
◆隣席の中国人は友人の非礼を謝罪
ちなみに当日はほぼ満席。真ん中席に空席が少しある程度で、窓側・通路側いずれの席も埋まっていた。問題の中国人男性は、しばらくすると再びこちらにやってきて、今度は通路側に座る同じ中国人と思われる男性に話しかけたが、彼からも断られていたという。「せっかくの旅行がいきなり水を差される形になってしまいましたが、隣に座っていた彼の連れだという人は謝ってくれて、そこに少し救われたかな。おかげでフライト中に気まずい思いをしたまま過ごさなくてすみました(笑)」
野村さんは中国人とのトラブルに遭遇したが、国籍にかかわらず誰でも起こり得るトラブルだ。
そもそも航空会社の場合、乗客同士の座席交換を禁止しているところもある。今回のケースと違って両者が納得している場合でも規則上認められない場合もあるため、注意が必要だ。断りたい場合も含め、やはり客室乗務員に相談することがベストな対応なのかもしれない。
<TEXT/トシタカマサ>
【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

