「歯科医院は虫歯の治療にいくところ」はもう古い? 実は”保険適用”なのにまだ知られていない利用法

「歯科医院は虫歯の治療にいくところ」はもう古い? 実は”保険適用”なのにまだ知られていない利用法

日本では「健康に長く生きること」が社会全体の大きな関心事となっており、それにともない医療のあり方も見直されつつあります。中でも、これまで「歯を治す場所」として捉えられてきた歯科医療には治療に加えて「健康を維持・向上させるためのサポートを行う」という新たな役割が求められるようになってきました。

 こうした流れの中で話題を集めているのが、株式会社ハーモニーが提供する歯科医院向け導入コンサルティング「デンタルフィットネス」です。このサービスは、歯科医院が歯の治療を終えた患者に対し、予防歯科の観点から健康づくりを支援する仕組みを提供しています。

 予防を重視した新しい歯科医療の形として注目されるこの取り組みについて、株式会社ハーモニーの高橋翔太氏に話を聞きました。

◆年間売上が1億円を超えるクリニックはわずか5%

ハーモニー
株式会社ハーモニーの高橋翔太氏
――まず、日本の歯科医院が置かれている現状について教えていただけますか。

高橋:全国に約7万件ある歯科医院の多くが、経営面でさまざまな悩みを抱えています。実際に、年間の売上が1億円を超える歯科医院は、全体のわずか5%にとどまっているのが現状。多くの歯科医師は高い治療技術をお持ちですが、経営について学ぶ機会が少ないのです。

――高橋さんが、そうした歯科医院の経営課題に目を向けるようになったきっかけは何だったのでしょうか。

高橋:子どものころの原体験がきっかけです。歯科医師の父が独立して歯科医院を開いたのは、私が小学校2年生のときでした。当時、「歯医者さんは儲かっている」というイメージがありましたが、実際の暮らしは決して楽ではなく、まったく儲かっていなかったんです。

外から見える華やかな印象とは違い、歯科医院の経営は厳しいものでした。そのギャップを肌で感じていたことが今につながっています。

◆約10年で年間売り上げ9億円まで成長

――高橋さんご自身の実績がベースになっているのですね。

高橋:多くの経営コンサルタントは、外から客観的に分析してアドバイスをするだけで終わってしまいます。しかし、実際の現場には、机上の理論だけで実際には実行できない、運用できないことがたくさんありました。現場で苦労を重ねたからこそ見えるものがあるんです。

――具体的には、どのような成果を出されたのでしょうか。

高橋:まず、父が経営する歯科医院に「内部コンサルタント」として参画しました。試行錯誤を続けながら、年間売上は25年間で2億3000万円から、2016年以降の約10年間で9億円まで急成長させ予防歯科で来院される患者さんの来院率は99%を超えてきました。

また、当時20人ほどだったスタッフも現在では100人規模となり、より多くの患者さんに対応できる体制を整えることができました。こうした成功体験を経て「この成功を他の歯科医院にも届けたい」という思いから、再現性のある予防歯科の導入支援を提供するサービスを立ち上げたのです。


配信元: 日刊SPA!

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