移住して実現した「食に関わる」夢
池田さんが大熊町に移住したのは3年前のこと。池田さんはパティシエとして横浜のホテルに勤務した後仙台で働いていました。実家の秋田に戻ろうかと考えていた時、先に大熊町に移住していた元同僚の友人から「大熊町で何かやらないか」と声をかけられました。
大熊町を訪れた池田さんの目に飛び込んできたのは、更地になっている場所と、建物が次々に建設されている様子。「復興がこれから進むまちだからこそ、自分にできることが何かあるかもしれない」と移住を決め、株式会社Oriaiに入社しました。
当初は町の復興にどんなことが必要なのかを知るために、大熊インキュベーションセンター(OIC)でフロアスタッフとして働き、施設の案内をしていました。その間も個人の活動として大熊町でケーキ教室を開催したり、イベントでデザートの販売をするなどパティシエの経験を活かして大熊で自分ができることを模索していました。
そんな中、Oriaiでも大熊町の飲食需要を調査するキッチンカー事業が始まり、新しくできる「クマSUNテラス」にpanierをオープンすることも決まりました。そして池田さんに「店長の仕事にチャレンジしてみないか」という声がかかり、もともと自分がやりたくて取り組んできた食の仕事という原点に立ち返ることになりました。
「まさか自分のお店を持つとは思いもしなかった」と語る池田さんは大熊に移住し、改めて食に携わることに楽しみを見いだしています。「メニューの考案や調理ももちろんですが、食を通してお客さんと話したり、関わりを持てることが一番のやりがいです」と話します。
今後の展望として、池田さんは「地元の食材をさらに増やしていきたい」と語ります。近隣の若手農家さんとの連携を深め、扱える食材を増やしていくことで、メニューを増やして行きたいと考えています。
池田さんは「働く人や住む人が増えれば、これからもっと多くの方にお店に来ていただけると思います。地域を元気にするエネルギーがここから広がっていくような、そんな場所にしていきたいです」と話します。panierは駅前から、大熊・浜通りの食を発信していきます。

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