3.【目的別】FIX窓(嵌め殺しの窓)のおすすめリフォーム方法
FIX窓の交換は、今抱いている不満やリフォームの目的によって最適な選択肢が変わります。
ここでは、既存の窓タイプと悩み別に、おすすめのリフォーム方法を見ていきましょう。
3-1.既存の窓がFIX窓の場合
FIX窓でよくあるのは、次のような悩みや不満です。
冬に寒く、結露しやすい
屋外側の掃除がしにくい
換気ができない
それぞれの悩み別に、おすすめの交換方法を見てみましょう。
冬の寒さ、結露対策をしたいとき冬の寒さや結露対策が目的なら、FIX窓のまま、カバー工法や内窓の設置で悩みを解決できるケースがほとんどです。
壁や壁紙の解体が必要ないので、費用や工期も抑えられます。
掃除がしにくい、換気ができないとき掃除や換気のために開閉できる窓へと交換したいときには、カバー工法またははつり工法での交換になります。
窓の大きさや条件が合えばカバー工法で対応できるので、費用をあまりかけずに開閉タイプに交換することが可能です。
ただし、形状やサイズの問題で既存窓の窓枠を再利用できないときには、はつり工法での対応になります。その場合は外壁や内壁を壊しての作業になるため、他の方法よりも工期が長く、費用も高額です。
開閉できる窓へと交換すれば、換気や通風による室内環境の改善は期待できますが、予算面も含めてよく検討しましょう。
3-2.既存の窓が開閉できるタイプの窓の場合
開閉できる窓でも、次のような悩みがあるときにはFIX窓への交換がおすすめです。
断熱性や気密性を高めたい
防犯性を重視したい
ほとんど開け閉めしておらず、窓として機能していない
FIX窓は開閉部分がなく隙間ができにくいので、気密性を高めやすいのが魅力。
開け閉めができないので、防犯性や転落防止にも有効です。
「採光のために窓を残したい」というときにも、FIX窓への交換を検討するとよいでしょう。
4.FIX窓(嵌め殺しの窓)の交換費用を抑える方法
FIX窓の交換は、方法によっては高額な費用がかかるので、費用面を考えてリフォームを悩んでいる方も多いはず。
そんなときは、今から紹介する方法で賢く費用を抑えましょう。
4-1.補助金を活用する
窓単体の交換であっても、断熱性や省エネを高めるリフォームなら、次のような補助金制度が利用できる可能性があります。
国の省エネ補助金(みらいエコ住宅2026事業、先進的窓リノベ2026事業)
自治体独自の補助金
窓関連の補助金は商品の指定など要件が多いものの、補助額が大きいのが特徴です。
そうした制度を利用できれば、費用負担を大きく抑えられるでしょう。
また、自治体独自の補助金は補助額はそれほど大きくありませんが、自治体の独自財源であれば、国の補助金制度と同一工事で併用できる可能性があります。
ただし、いずれの制度も内容は年度替わりが基本のため、必ず最新情報をチェックしてください。
確実に補助金を利用したいなら、補助金関係に詳しい地域のリフォーム会社に相談するのが安心です。
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4-2.相見積もりを取る
同じようにFIX窓の交換を依頼しても、費用や提案内容はリフォーム会社ごとに異なります。
たとえば開閉方法が異なる窓へと交換したいとき、「カバー工法でできる」と言う会社と、「はつり工法しかできない」と言う会社が出てくるかもしれません。
どの提案が最適かは、住宅の状態や窓の形状、完成後のイメージによって変わるため、1社の意見だけで判断するのはおすすめできません。
自分たちの住まいに合う方法を選ぶためにも、必ず相見積もりを取りましょう。
相見積もりの際は、最低でも2~3社に相談し、現地調査のうえで見積もりを取ることをおすすめします。
その際には、費用だけではなく必ず次のような内容もチェックしてください。
採用する工法の種類
既存窓の撤去費用(はつり工法の場合)
下地補修や防水処理の有無、費用
追加工事が発生する可能性、おおよその費用
工事範囲が曖昧なまま契約してしまうと、後から別途費用を請求されることも。
見積もり内容を具体的に記載し、わかりやすく丁寧に説明してくれる会社を選ぶことが、トラブルを防ぐポイントです。
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