母子留学、父親のFIREで一家で移住…「子どもの海外教育」と「投資・ビジネスの税効果」を同時に実現するファミリーが増えている【国際弁護士が解説】

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英語圏の現地校とインターナショナルスクール、どちらがいい?

タイ/マレーシアのインターナショナルスクールに行くより、英語圏(米国・英国・オーストラリアなど)の現地校に行く方がいいのでは?…という意見をいう方もいます。

たしかに、タイ/マレーシアのインターナショナルスクールの場合、教師は英語のネイティブスピーカーですが、生徒はネイティブスピーカーとは限りません。一方、英語圏の現地校であれば、教師だけでなく生徒も英語のネイティブスピーカーでしょう。この点で「英語圏の現地校のほうがいい」と考える気持ちもわかります。

しかし、教師も生徒も英語のネイティブスピーカーというのは、いいことばかりではないといえます。米国で白人が多い地域の学校に入学する場合、自分たち親子だけが日本人、英語ネイティブスピーカーばかりの中で自分たち親子だけが非ネイティブスピーカー、というように「圧倒的なマイノリティ」になってしまい、溶け込みにくくなる可能性が高いのです。

その点、タイ/マレーシアのインターナショナルスクールなら、同国人(タイの学校であればタイ人)は多いですが、さまざまな国の生徒・親がいますので、「自分たち親子だけがマイノリティ」という状況にはなりにくく、溶け込みやすいのです。

「日本語教育を同時に行いやすい環境か」チェックする

海外子育てをするまでは英語力が不安ですが、海外子育てを始めてからは、逆に日本語力のほうが不安になってきます。家庭内では日本語で会話をしていても、読み書きの力などは、日本語で勉強をしないと身につけにくいものです。

タイのバンコクの場合、外務省の資料によれば日本人人口が5万人を超えるほど非常に多いため、日本人の子どもの人数も多く、日本語で教える学習塾、スポーツチームなどが充実しています。

学校(インターナショナルスクール)で英語を伸ばし、学習塾やスポーツチームで日本語を伸ばす、というように日本語/英語の両方を伸ばすには、タイのバンコクはよい環境でしょう(この点、クアラルンプールは日本人口がバンコクの5分の1未満のため、若干劣ってしまいます)。

出典:外務省「海外在留邦人数調査統計」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100436737.pdf) [図表1]都市別在留日本人数推計 出典:外務省「海外在留邦人数調査統計」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100436737.pdf

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