「働くときの靴はサイズもチェックして、紐も結んでいるのに、なぜか足が痛む」――というご相談をよく受けます。そんな方は、休日の靴選びを失敗しているケースがよくあります。知らないうちに、平日より休日に足や体に負担をかけてしまっているのです。仕事を頑張っている方ほど、このパターンが散見されます。
例えば、休日にクロックスや、スニーカーのカカトを踏みつぶしたり、休みの日くらい、靴は適当でいいじゃん、という気持ちはわかりますが、足と身体を痛めてしまっては意味がありません。
デスクワークが多い方は、案外、平日より休日のほうが歩いています。オフの日まで革靴を履く必要はありませんが、適当な靴でいいわけでもありません。
とくに、スリッポンや、靴紐結びっぱなし&かかと踏みつぶしのスニーカー、サンダルは注意が必要です。
◆「スリッポン=ラク」ではない

車の運転だけとか、つっかけ代わりに「ちょっとそこまで」行くのなら問題はありませんが、30分以上歩くならやめましょう。足をまったく固定しないので、スリッパで歩き続けるのと大差なく、衝撃で足の裏を痛めやすく、気がつかないうちに脱げまいと足の裏が不自然に頑張るので、余計な力ばかり使います。家に帰ってきて足がだるい、月曜になっても疲れが取れない中年の多くは、たいて休日にガバガバのスリッポンを履いています。

◆スニーカーを適当に履くくらいならハンズフリー靴を選べ
世の中のお父さんの休日靴は、紐を結びっぱなしにしたスニーカーが一番多いと思います。かかとを踏みつぶして強引に足を突っ込むと、足元も不安定で見た目の印象も悪く、いいことは何もありません。紐は本来、「靴と足をアジャストするため」のものなので、結びっぱなしでは靴の機能の数%も発揮できません。まあ、令和の時代にいまだに「紐」をくっつけるメーカーの古さも嘆かわしいのですが……。こんな時代だからこそ、ハンズフリーがお勧め。
ハンズフリー靴は今やどこの靴屋にも置いてあります。ただ、その存在が知られていないだけ。メーカーごとに幅、サイズ感、価格もさまざまなので、今の時代は試さないと損です。

