
身近になったSNSとのつき合い方について考えます。
お話を聞いた人
増田由紀さん
スマホ活用アドバイザー、「パソコムプラザ」代表。2000 年からシニアのためにスマホ・パソコン教室を運営。『70歳からのスマホの使いこなし術』(アスコム)など著書多数。
膨大な情報に振り回されず、自分なりの取捨選択を
不特定多数とつながることができるSNS。
膨大な情報が流れてくるからこそ、ほどよい距離感で付き合うのが大切。
「デマや誹謗中傷などネガティブな情報も流れてきますが、踊らされず自分で判断を。自分と他人を比べる場所ではなく、自分が楽しいと思うものを見るのがいちばんです。また、発信するときは、リアルな世界と同じで誰かが見ていると考えましょう。個人情報を書いてしまったり、乱暴な言葉で書き込まないよう注意をしましょう」
SNSの種類と特性
Instagram(インスタグラム)
画像や動画などだけで気軽に投稿できる。リポストのような機能はないので拡散力は弱いが、ユーザーの興味にあった投稿が繰り返し表示される。
商業利用する人も多い。
X(エックス)
基本は140文字までの短文によるコミュニケーション。
匿名で利用している人が多い。リポストによる拡散力が強いため、いわゆる炎上や誹謗中傷、デマ情報には注意が必要。
Facebook(フェイスブック)
本名やプロフィールを登録して利用するので、古い友人のつながりなどをたどりやすい特徴が。
公開範囲を限定できるため、知り合いのみと楽しむことができる。拡散力は低い。

