いちき串木野市は、鹿児島県の西側にあり、海と山に囲まれた自然豊かな街です。 新鮮なまぐろをはじめ、海の幸を楽しむことができ、農作物も豊かで「食のまち」として注目されています。 温かい気候と地元の人々の暖かさが心地よく、穏やかな生活を求める方にぴったりの場所です。 また、3つのJR駅と、2つの高速インターチェンジがあり、都市部へのアクセスも良好。 歴史と文化が息づくこのまちは、新しい生活を始めるのにも優しい環境が整っています。 そんな、いちき串木野市に移住した方にお話を伺っています。

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第1章 移住10年目、見えてきた自分の役割
「静岡に居た時はインストラクター1本でやっていけてたけど、ここでは人口が少ない分、多様に働く必要があって。ダイビングショップ、マーメイド、潜水士、カフェ店員等、季節に応じていろんな働き方をしています。」
そう笑うのは、“マーメイドもも”こと、いちき串木野市在住の鮫島百桃子さん(以下「ももさん」)。
この地域に暮らして10年。海辺の暮らしの中で移住者ではなく、いつしか“地域の一員”としての実感が芽生えてきたといいます。
「子どもを学校に送り出してから隙間時間で釣りをしたり、台風被害を受けた公民館を地域のみんなで修理したり、庭でバナナの木を育てたり。笑 自分たちが楽しんでいれば、周りにも幸せが波及するっていう考え方が好きなんです。」

第2章 海に導かれて選んだキャリア
2.1 幼少期に芽生えた「海への憧れ」
ももさんの人生を振り返ると、どの瞬間にも「海」がありました。
「生まれは福岡なんですけど、幼少期はアメリカとオーストラリアに8年ぐらい住んでて。 そのあと東京で中高生時代を過ごして、大学は静岡。いろんな土地を転々としてきたから、“出身どこ?”って聞かれると困っちゃうんですよね。笑」
そんな彼女が“海の道”へ進むきっかけは、高校時代。 「イルカに会いたい!」「ハワイにドルフィン施設があるみたい!」「ドルフィンセラピーってなんだろう!?」――イルカをきっかけに、海への想いがどんどん強くなっていったといいます。
2.2 東海大学海洋学部で学んだこと
進学したのは静岡の東海大学海洋学部。 ダイビングをすると深海魚を見ることができる確率の高い駿河湾をフィールドに、魚類や生態系を専門的に学びました。
「駿河湾って深いんですよ。冬になるとアンコウやマンボウが浮上してきて、海の温度ひとつで見える生き物が全然違う。それが面白くて、ダイビングサークルに所属して海に潜ってばかりの大学生活でした。」
卒業後の進路は、同級生に人気の水族館ではなく“海の現場”。
「海に潜って“偶然出会う生き物”が好きなタイプなんですよね。」 そうして選んだのが、ダイビングインストラクターの道でした。
2.3 学生向けのダイビングショップを開業
大学卒業後は、年間100〜200人もの学生に対して講習を行っていました。
「1年生でライセンスを取った子が、2年、3年とステップアップしていって。最後は卒業旅行として海外ツアーを引率して卒業していく。その成長を見守るのが嬉しかったんですよね。」
4年ほど続いたそんな“海の現場”での経験が、今のダイビングショップやマーメイド活動の原点になっています。

