米スノーボード界のレジェンドで、テレビ解説者のトッド・リチャーズ氏(56)が、2026年2月19日に自身のインスタグラムを更新し、ミラノ・コルティナ五輪スノーボード女子スロープスタイル決勝における審判の採点について「過去最悪のジャッジ」と猛批判した。

「2026年に720度回転2回で金メダルが取れるなんて?」
女子スロープスタイル決勝が18日に行われ、深田茉莉(19)が87.83点で金メダルを獲得した。ゾイ・サドフスキシノット(ニュージーランド)が87.48点で銀メダル、85.80点の村瀬心椛(21)は銅メダルを獲得した。
日本勢の金、銅2つのメダルで幕を閉じたスロープスタイル。インターネット上で祝福の声が殺到する中、レジェンドが審判の採点に怒りを示した。
この日、米放送局「NBC」で解説を務めたリチャーズ氏は、試合終了直後に自身のインスタグラムを更新。採点に関して激怒する動画を添付し、自身の見解を投稿した。
動画に「過去最悪のジャッジ」との文字を貼り付け、その中でリチャーズ氏は「完全なるミスだ」などとまくし立て、次のようなコメントを投稿した。
「女子選手たちは謝罪を必要としている。審判団やコース設計者まで...。いったいどこの星の話だ?2026年に720度回転2回で金メダルが取れるなんて?マジで何考えてんだ?馬鹿げてる。これはオリンピックだ。この競技は人生を変える。レブツアーやグランプリじゃない、頂点であるべきだ」
報道によると、リチャーズ氏はテレビ解説の中で、村瀬の演技を高く評価し、金メダルに値すると指摘したという。
「あのひどい審査はまるで...意図的なものだったかのよう」
リチャーズ氏のインスタグラムのコメント欄には、「発言してくれてありがとう」「大混乱だ」「ありがとう、トッド」「建設的な議論をもっと深める必要がある」「ちゃんと仕事しろよ」「女の子たちには本当に申し訳ない」「アスリートたちと彼らをサポートするすべての人にとって悲しいことです」「今日見たものは信じられない」「あのひどい審査はまるで...意図的なものだったかのよう」などの声が寄せられた。
日本でもインターネット上で採点を疑問視する声が上がった。
Xには「なんで銅メダル?どう見ても金メダルだと思ったんだけど...」「点数低すぎる」「採点者によっては村瀬心椛が金メダルだったんだろ」「採点方法がおかしい。減点方式のつまらない採点方法。大技に挑む意味がない」「ジャッジが回転数数えられないんじゃないの?」「素人から見て金メダルだったよ」「最高難度で果敢に挑戦して成功したってことが評価されないのは確かに辛いな」などの意見が。
渦中の村瀬は試合後に自身のインスタグラムを更新し、率直な気持ちを吐露した。
インスタグラムには「正直着地した瞬間。やっとスロープスタイルでも金メダル獲れた。そう思ってしまいました」と書き出し、次のようなコメントを投稿した。
「皆様の期待には応えられませんでした。二冠獲ってたら相当カッコよかっただろうな。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当にごめんなさい。動画を見れば見るほど、もの凄く苦しくて、やり切った技でやり切ってない様な感覚が残っていて凄く辛いです。Worldでもこんなに点を引かれた事が無かったので、オリンピックでこんな風になるとは思ってもいませんでした。メダル2つ取れたことは物凄く嬉しいです。だけどこんなんで終われるわけがない。今の私の気持ちです。率直な気持ちですみません」
そして、最後に「次こそは本物の王者になりたい。なってみせる。絶対に」と締めくくった。