準備編:こだわりの道具と愛犬への配慮

2月の外作業はまだ少し肌寒いもの。作業を始める前に、まずは環境を整えます。

移植の成否を分けるのは、なんといっても「根を傷つけないこと」。私は特別な道具は持っていないのですが、いつも使っているシャベルとガーデンフォークを使います。
このほか、細身の移植ゴテや、根が絡まっている時に便利な根さばき用のピックなどがあれば便利だと思います。

作業中、我が家の愛犬が近くをうろうろしています。
じつは、スイセンやヒヤシンスなどの球根植物の多くは、犬が口にすると危険な成分を含んでいます。愛犬が間違えて球根をかじったりしないよう、掘り上げた球根は放置せず、すぐに鉢へ植えましょう。愛犬の安全を守るのも、大切な庭仕事の一部ですね。

実践編:2月の移植を成功させる「ひと手間」

芽が動き出している2月の移植は、植物にとってはダメージとなることもあります。少し注意して、慎重に作業を進めましょう。

<移植作業のポイント>
① 「根鉢」を崩さない

植物を掘り上げる際は、根をなるべく傷つけないよう、球根の周りの土を、まるで小さな島のように大きく、丸ごと掘り上げます。
- ムスカリ・クロッカス:数球まとまった単位で、深めにスコップを入れます。
- クリスマスローズ:開花期の根はとても繊細なのでいじらないように注意し、鉢に移した後は、隙間へ新しい土をつつきながらしっかり入れ、根と土を密着させます。


② 土のブレンドに「元肥」をプラス

鉢植えは地植えに比べて栄養が限られます。できれば、新しい培養土を使い、ゆっくり効く緩効性肥料(マグァンプKなど)を混ぜ込んでおきましょう。これで、開花までのパワーをチャージします。
