◆フワちゃんやジャンポケ斉藤とは立場が違う
騒動を起こす前にくるまは、積極的にテレビ番組に出ないという趣旨の発言をして話題になったことがあった。だが、テレビでの露出が増えれば、ほかの仕事についても良い方向に作用する可能性が高い。「RE:IWAROMAN」の反響次第で、復帰への道もありえるとテレビ関係者が明かす。「吉本の番組とも言われる『ラヴィット!』に出演しているから、元事務所から干されているわけではない。ただ、各局のプロデューサーはくるまさんの使い方がわからず、結果としてテレビ出演が減ってしまっているのではないでしょうか。今回のライブが成功すれば、新世代のカリスマ枠として再び起用がしやすくなると思います」
そもそも、くるまの場合はほかの「テレビから消えた不祥事芸人」とは、置かれている立場が違う。
例えばフワちゃんは、芸人・やす子に浴びせた暴言で芸能界から干された。あれから約1年がすぎ、最近になってシソンヌの長谷川忍や、指原莉乃などの「友人」がフワちゃんの近況を明かしているが、SNSではいまだに復帰を拒否する声も大きい。
また、アンジャッシュの渡部建やジャングルポケットの元メンバー・斉藤慎二は、スポンサーが忌避しがちな女性スキャンダルを起こしている。渡部は地上波番組への復帰を果たせておらず、ABEMAやNetflixなど配信番組への出演がメインだ。斉藤はすでにバームクーヘン販売という異業種に進むほかなく、早くも“あの人は今”状態である。
◆いくらでも再ブレイクできる可能性が
被害者がいるわけでもないことから、くるまの起こした不祥事は世間的に許容範囲のものではないか。同時期に、週刊誌でプライベートに関する報道もあったが、多くの人はすでに忘れているだろう。つまり、何かのキッカケさえあれば、いくらでも再ブレイクできる可能性を秘めているのだ。史上初となる「M-1グランプリ」連覇を成し遂げ、お笑いの歴史を変えた直後に不祥事を起こし、失速。そんな中で、起死回生の一手として企画する「RE:IWAROMAN」を成功させ、不死鳥のごとく蘇ることができるのか? イベントの詳細を含めて、今後のくるま、および令和ロマンの活動から目が離せなくなりそうだ。
<TEXT/ゆるま小林>
【ゆるま小林】
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆

