実践編:飾り方のポイント
1.リビングでは「視線の高さ」を意識する
家族や来客が集まるリビングでは、天井から吊るすスワッグや壁に掛けるアレンジがおすすめ。視線が上に伸びることで、空間に広がりが生まれます。
ポイントは「どこに視線を向けさせたいか」。自然と目が行く場所に配置することが大切です。立っているときと座っているときでは視線の高さも変わるので、飾りたい場所に対して少し離れて配置を決めるとよいでしょう。また、高すぎたり低すぎたりしても違和感があります。心地よい高さに調整してみましょう。 家庭で飾るポイントは「飾りすぎないこと」。余白を作ることで、植物が主役になります。

2.玄関|出迎える小さな庭
風水において、玄関は家の“気”が出入りする場所とされています。ここにドライフラワーを1つ置くだけで、空間が整います。アレンジを季節ごとに入れ替えることで、玄関を整える習慣が生まれ、暮らしのリズムも自然と整っていきやすくなります。

3.洗面所・トイレ|小さな自然が心をほどく
湿気が気になる場所では、ガラス瓶や小さな壁掛けで楽しむとよいでしょう。たった1輪でも、自然があるだけで空間の印象は変わり、落ち着いた雰囲気になります。
自宅でできる簡単ドライフラワーの作り方&ポイント
ドライフラワーの作り方

最も簡単なのは「吊るすだけ」。風通しのよい場所に逆さに吊るし、1〜2週間待つだけで完成します。
ドライフラワーをオシャレに作る一番のポイントは「最初が肝心」! 植物は乾燥すると固くなり、触るとボロボロと壊れやすくなってしまいます。そのため、最初の段階で素材の流れや表情を読み、どちらが表になるのか、それぞれの素材の流れや動きはどうかなどを見極め、組み合わせることが大切です。
正解はありませんので、完璧な仕上がりを目指さなくても大丈夫。少し歪んだ形こそ、自然の表情の1つだと思い、素材と向き合いあなたが感じたことや表現したい想いを大切にしてドライフラワーを作るとよいでしょう。
ドライフラワーを長持ちさせるポイント

直射日光と湿気を避けること。これだけでドライフラワーの日持ちは大きく変わります。
また、日光に当たると退色しやすいのですが、色褪せたら終わりではなく、褪せた色合いこそドライフラワーの魅力の1つ。色が褪せる=「劣化」ではなく「変化」であり、その変化を味わうことが心の豊かさにつながります。形が崩れたら、小さく切って贈り物に添える材料にしたり、リース作りの素材として接着剤で張り付けるなどして活用することもできます。
失敗は、別の楽しみ方への入り口。何に使えるか想像を膨らませて創作を楽しみましょう。
初心者でも失敗しないドライフラワー向き植物の選び方

ドライフラワー作りに向いている花は、花弁が厚く、水分の少ない花。ミモザ、コニファー、ユーカリなどは失敗が少ないです。逆に水分の多い花は、無理にドライにしなくてもよいでしょう。
向き不向きを知ることが、植物と上手に付き合う第一歩。植物の種類だけでなく、ドライにするタイミングや工程、環境でも仕上がりが変わりますので、いろいろ試してみましょう。

