◆ウィルソンテソーロに立ちはだかる7歳の壁
最後は3番人気が濃厚とみられるウィルソンテソーロだ。この馬に立ちはだかるのは年齢の壁である。先述した通り、経験値が強みのウィルソンテソーロだが、フェブラリーSで7歳以上の馬は大苦戦している。G1昇格後の過去29回で、のべ145頭が挑戦し、【0-9-6-130】という成績が残っている。
よくダート馬は芝馬に比べて活躍期間が長いといわれるが、フェブラリーSにはそれが当てはまらない。やはり府中のマイル戦に対応できるスピードと持続力という点で、4~5歳の若い馬に一日の長があるといわざるを得ない。
◆狙ってみたい伏兵候補は…
以上、3強の不安データが出そろったところで、狙ってみたい伏兵候補も2頭挙げておこう。1頭目が前走のチャンピオンズCで11着に敗れたシックスペンスだ。もともと芝でG1級の活躍をしていたが、2走前の南部杯でダート路線に転じると、いきなり2着に好走した。ところが、C.ルメール騎手が騎乗し穴人気した前走は期待を裏切る結果に終わった。
今回は戸崎圭太騎手に乗り替わってそれほど人気にならなさそうだが、鞍上は“程よい人気”のG1でこそ力を発揮するタイプ。さらに積極策を取った前走は、ダブルハートボンド以外の先行馬が軒並み大敗を喫していた。南部杯と同じ左回りワンターンのコースなら、改めて狙ってみる価値はあるはずだ。

