
ダイエットにはどうしても「つらい瞬間」が訪れるものです。そしてそのストレスは、ダイエットを続けるうえで大きな障害になります。では、ダイエットを継続させるため、ストレスとどう向き合えばよいのでしょうか。『専門医が教える 肝臓から脂肪を落とす7日間実践レシピ』(KADOKAWA)の著者であり、肥満解消や脂肪肝・糖尿病改善を専門とする「スマート外来」担当医の尾形哲が、ダイエット中からダイエット後まで気をつけたいポイントを解説します。
ダイエットがつらくなったら…
ストレスと食行動には、深いつながりがあります。
かつて、私が肝臓移植をした患者さまたちの術後管理をほぼ1人で行うストレスフルな状況のとき、白衣の両ポケットには「グミ」をしのばせていました。甘いものは一時的に脳を喜ばせるため、過度なストレス状況下では、それがないとやっていられなくなるのです。
ダイエットがつらいときや、甘いものに手を出してしまうときは、ストレスが大きくなっているサイン。無理にダイエットを継続してもうまくいかないので、ストレスの原因を見つけて“自分が対処できる2つまでに絞る”ことです。人は抱える問題が3つ以上になると、途端に対処できなくなるものなのです。
ストレス過多のサイン
□ 甘いものに手が伸びる
□ 急に不安に襲われる
□ 酒量、飲酒頻度が増える
□ 便秘や下痢などのトラブル
□ 眠れない
□ 食欲に目立った変化がある
ダイエット中、便秘ぎみになったら
便秘はダイエットの大敵。腸内環境の改善に取り組みましょう。
腸によい働きをもたらすビフィズス菌や乳酸菌などの微生物、またはその微生物を含む食品を「プロバイオティクス」といい、積極的にとりたいもの。また、これらの菌のエサとなる食品成分を「プレバイオティクス」と呼び、両方を同時にとると、(=シンバイオティクス)腸内環境がよくなることが知られています。
ただし、乳酸菌は納豆やキムチなど、乳酸菌飲料以外の食品からとりましょう。
出典:『専門医が教える 肝臓から脂肪を落とす7日間実践レシピ』(KADOKAWA)
