「エルメス」 東京高速道路を舞台にメンズのファッションショーを開催

「エルメス」 東京高速道路を舞台にメンズのファッションショーを開催

夕暮れの東京高速道路。数寄屋橋交差点が真下に見え、視線をあげると銀座メゾンエルメスのガラスのブロックがきらめいている。そんな特別な場所に長いランウェーが作られた。この空間をデザインしたのは建築家の永山祐子さん。かつてこの場所を走り抜けてきた車のライトの動きをイメージして光でスピードを表現したいと考えたのだそうだ。長さ130メートルのテントが数寄屋橋の上に美しく浮かび上がった。

エルメス
©︎Nacása & Partners
エルメス
©︎Nacása & Partners

今回のメンズは今年1月にパリで発表したもの。グレーやブラウン、ミッドナイトブルーなど静かな色調で、ラムスキンやカシミヤなど最高級の素材が使われている。

モデルに加えて、各界で活躍する男性たちもランウェーを歩いた。俳優の松坂桃李さん、間宮祥太朗さん、笠松将さん、斎藤工さんのほか、歌舞伎俳優の市川團子さん、映画監督の李相日さん、ピアニストの角野隼斗さん、建築家の藤本壮介さん、シェフの小林圭さんらが登場し、会場を湧かせた。

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松坂桃李さん ©︎Ko Tsuchiya
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間宮祥太朗さん ©︎Ko Tsuchiya
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市川團子さん ©︎Ko Tsuchiya
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李相日さん ©︎Ko Tsuchiya
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角野隼斗さん ©︎Ko Tsuchiya
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藤本壮介さん ©︎Ko Tsuchiya
エルメス 小林圭
小林圭さん ©︎Ko Tsuchiya

ショーの最後には、赤い上着姿のニシャニアンさんが姿を現し、ゲストが総立ちの中、涙ぐみながら手を振る様子が印象的だった。

ヴェロニク・ニシャニアン
©︎kaito Chiba

ニシャニアンさんが長年作り上げてきたエルメスのメンズは、上品で古びることがなく、着る人だけが味わえる満足感を内包し、それぞれのスタイルを作り上げる重要な要素としての服を確立してきた。しかも、「クワイエット・ラグジュアリー」なる言葉が登場するずっと前から。

ショー終了後、会場の大画面には、いくつものシーズンのショーのラストに登場するニシャニアンさんの映像が映し出され、サプライズゲストとしてRADWIMPSの野田洋次郎さんも登場して生演奏を披露した。

エルメス
©︎Nacása & Partners

会場から外を眺めると、銀座メゾンエルメスのガラスブロックの壁面に「Merci Veronique ありがとうヴェロニク」の文字が。フランスのエルメスと、深く長いつながりを持ち続けてきたエルメスジャポンが心を込めて作り上げた空間と時間は共有する人たちの間で唯一無二のものとなった。ここでもまた、ブランドの神髄が表現されていた。

ライブ配信はHermes.com内の特設ページで2月25日までの期間限定で見ることができる。
https://www.h.fr/Hermes-26FW-Tokyo-Show

text: 宮智 泉(マリ・クレールデジタル編集長)

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配信元: marie claire

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