更新のたびに家賃が上がるのに「離れられない」住人たち…地方出身の学生が迷い込んだ、“不気味なアパート”での2年間

更新のたびに家賃が上がるのに「離れられない」住人たち…地方出身の学生が迷い込んだ、“不気味なアパート”での2年間

若い頃に行う上京は、大きな期待もある反面、相応の不安も付きまとうもの。滝田啓司さん(仮名・36歳)は、安心して上京生活を送るために選んだ行動で、トラウマになるような経験をしたという。

男子大学生
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◆「大家の人柄」で新居を決めた

「大学入学とともに地方にある実家を出て、都内で一人暮らしを始めました。選んだのは大学の近くにあるアパートで、住人の多くが同じ大学に通う学生でした」

アパートの隣には大家が住む一軒家がある。大家は大柄な年配女性で、彼女の人柄の良さが家を選ぶ際の決め手になったという。

「大家は自分のために住人の大学生を集めて、歓迎会を開いてくれました。近くに知り合いもいない中での上京だったので、先輩たちとつながりができたのはとてもありがたかったです」

◆私生活に侵入してくるように

大家は困りごとがあると相談に乗ってくれ、時には「ご飯を食べにおいで」と誘ってくれた。上京してきたばかりの滝田さんにとって頼もしい存在でもあった。

「うちの親は過保護でなんでもやってくれていたため、一人暮らしを始めて、自分の至らないことに色々と気づくことになりました。大家から挨拶や洗濯物の干し方などを指摘されるのも、最初のうちはありがたかったんです」

だが、次第に大家の発言が気になるようになっていった。

「気心が知れてくると『大学で女の子と話していたらしいね。彼女かい?』と言われたり、『語学の単位を落としたらしいね。ちゃんと勉強しなよ』など、大家に話してもいないことであれこれと指摘されるようになったんです」


配信元: 日刊SPA!

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