3.和式から洋式トイレに変更する費用を抑える3つの補助金制度
国や自治体の制度を賢く利用することで、自己負担額を大きく抑えられる可能性もあります。
トイレの和式から洋式リフォームに使える補助金【2025年度版】ー費用や事例もー
3-1.介護保険の「住宅改修費」支給制度
要介護・要支援の認定を受けている家族がいれば、バリアフリーリフォームに対して最大20万円(1割負担の場合、支給額は最大18万円)の補助が出ます。
トイレリフォームにおいては、和式から洋式への変更や手すりの設置、段差解消が対象になります。
自治体の福祉課などに着手前の申請と完了時の報告が必要なため、まずは担当のケアマネージャーさんに相談しましょう。
介護保険制度の住宅改修とは?対象のリフォームや申請の流れを徹底解説
3-2.自治体の独自補助金
多くの市区町村で、高齢者向けの住宅改修補助金や、エコリフォーム補助金を実施しています。介護保険と併用できる場合もあり、中には数十万円単位の助成が出る自治体もあります。
補助金の内容や条件は各自治体によって異なるため、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会のWebサイトをご覧ください。
3-3.「みらいエコ住宅2026事業」
住宅のバリアフリー化や省エネ性能の高いトイレへのリフォームに対して補助金が出る国の制度があります。2025年度の「」を引き継ぐ形で「みらいエコ住宅2026事業」が実施されます。
| 手すりの設置 | 1戸あたり6,000円 |
|---|---|
| 段差解消 | 1戸あたり7,000円 |
| 節水型水洗便器の設置 | 1台あたり約21,000円 or 23,000円(掃除しやすい機能を有するもの) |
みらいエコ住宅2026(Me住宅2026)でお得にリフォームする方法
4.和式から洋式にリフォームで安全で快適なトイレに!
ここで、トイレリフォームによって解決できる課題を整理してみましょう。
和式トイレは、実は家の中で最も危険な場所のひとつと言っても過言ではありません。
4-1.足腰への負担軽減と転倒防止
和式トイレ特有の「深くしゃがむ・立ち上がる」という動作は、想像以上に足腰へ強い負担をかけます。特に膝を痛めている高齢者の方にとって、毎日のこの動作は非常に過酷なものです。
リフォームで床をフラットにし、適切な位置に手すりを設置した洋式トイレに変えることで、動作が安定し、転倒リスクを大幅に下げることができます。
4-2.冬場のヒートショック対策
築年数の古い家のトイレは断熱性能が低く、特に冬場に極端に冷え込みます。暖かいリビングや寝室から寒いトイレに移動したときに急激に気温が変化すると、「ヒートショック」を引き起こす可能性があります。
ヒートショックは脳梗塞や心筋梗塞の原因となるため非常に危険で、消費者庁の調査では交通事故での志望者数を上回るとされています。
リフォーム時に床をクッションフロアに変更して冷えを抑えたり、温水暖房便座を採用したりすることで、このリスクを大きく軽減できます。
4-3.掃除負担の軽減
和式から洋式に変えると、日々の掃除が劇的に楽になります。
最新の洋式トイレは、汚れが溜まりやすいフチ裏がない形状や、汚れを弾く素材で作られています。自動洗浄機能が付いているモデルもあり、腰をかがめてゴシゴシ擦る負担から解放されます。

