なぜ負けない投資家は「投資信託の積み立て」をしないのか?安心が“不利になる”理由

なぜ負けない投資家は「投資信託の積み立て」をしないのか?安心が“不利になる”理由

◆株式会社の本来の仕組みとは

そもそも株式会社は、資金を出してその会社を支援するなかで、その会社がうまく行った場合に得られた果実を分け合うものです。

例えば、あなたが懇意にしている行きつけのレストランがあるとします。その店長さんから「新しいデザートを考えている」と相談されたとしましょう。あなたは「自分が材料である高級ベルギーチョコレートを10万円分買ってくるので、これを使ったデザートを作ってはどうか」と提案しました。材料を提供しているので、味付けにもいくつか注文を付けられるでしょう。そうやって自分で用意した材料や好みで開発されたデザートは食べてみたくはないですか?そして満足する出来栄えになったら友人にも食べさせてあげたくないですか?そうやってお客様も増え、その新しいデザートがヒットして儲けが出たら、さすがに店長さんも「あなたのおかげ」なので一部のお金を支払う、という寸法です。もしかしたら店長さんが「もっとヒットさせるために、お金を設備投資に回したい」ということで、お金を支払って貰えないケースもあるかもしれませんが……。

これが本来の株式会社の姿だと思っています。個人がお金を出資すると共に応援し、企業がそのお金を用いて何かしら儲かる活動を行い利益を上げる。そしてその出た利益を出資した人たちに配分する。この利益が出るビジネスモデルを作り回していくことによって、企業も個人も大きくなっていくのです。

この仕組みを理解せずに株式投資を行っている人も多いですし、「株式投資の仕組みはわからないしややこしいから」という理由で投資信託を買っている人も多いかと思います。もしかしたら単に「儲かると聞いたから」という理由かもしれません。
しかし、極々基本の株式投資、投資信託の仕組みに着目すれば、何が本当に幸せになる投資なのかは見えてくると私は考えています。

<構成/上野智(まてい社)>

【村野博基】
1976年生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、大手通信会社に勤務。社会人になると同時期に投資に目覚め、外国債・新規上場株式など金融投資を始める。その投資の担保として不動産に着目し、やがて不動産が投資商品として有効であることに気づき、以後、積極的に不動産投資を始める。東京23区のワンルーム中古市場で不動産投資を展開し、2019年に20年間勤めた会社をアーリーリタイア。現在、自身の所有する会社を経営しつつ、東京23区のうち19区に計38戸の物件を所有。さらにマンション管理組合事業など不動産投資に関連して多方面で活躍する。著書に『戦わずして勝つ 不動産投資30の鉄則』(扶桑社)、『43歳で「FIRE」を実現したボクの“無敵"不動産投資法』(アーク出版)
配信元: 日刊SPA!

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