カラタネオガタマの名前の由来と花言葉

カラタネオガタマを漢字で書くと、「唐種招霊」。中国から伝わった木のため、「唐種」のオガタマノキという意味です。この「招霊」は神道思想の「招霊(おきたま/おぎたま)」が転訛したもので、神様に捧げる木として「招霊」に由来します。日本神話では、天照大神が天岩戸に隠れてしまった際に、踊りの上手なアメノウズメノミコトが手に持って踊ったのが、オガタマノキの枝だとされています。オガタマノキは神社によく植栽され、サカキのように神木とされたり神前に供えられたりするほか、巫女舞に使われる神楽鈴の形もオガタマノキの実に由来するといわれています。

カラタネオガタマの花は、バナナのような甘い香りを持つことから英語では「banana shrub(バナナ・シュラブ)」とも呼ばれています。中国では「含笑花」と名付けられ、「甘い香りに誘われて笑顔がこぼれる」ことが由来になっているそうです。
カラタネオガタマの花言葉は「永遠の愛」「純真」などです。
カラタネオガタマの歴史

カラタネオガタマの原産地である中国南部や東南アジアでは、甘い香りを放つことから古くから愛されてきた樹木の一つで、庭園や寺院などに植栽されてきました。幸福や平和、純粋さのシンボルとして捉えられ、宗教儀式に用いられるなど大切な存在となっています。日本には江戸時代頃に伝わり、原産地からの影響もあってか縁起のよい木として親しまれてきました。
