証券担保ローンは家計のつなぎ資金になり得る?注意点も徹底解説

今、なぜ「証券担保ローン」が注目されている?

資産運用が当たり前になりつつある昨今、私たちの家計において、現預金以外の「有価証券(株式や投資信託など)」が占める割合は年々多くなっています。特にNISA制度の拡充などを背景に個人投資家が増え  、投資への関心はかつてないほど高まっています。

そうした中で、今投資家の間で密かに、かつ急速に注目を集めているサービスがあります。それが「証券担保ローン」です。

最近のトピックとして象徴的なのが、楽天グループが展開する動きです。楽天銀行と楽天証券が連携して2025年6月から提供を開始した「楽天銀行 証券担保ローン」は、開始からわずか約4カ月という短期間で融資残高100億円を突破したと発表されました。これは、個人投資家の間に「資産を売却せずに現金を手に入れたい」という潜在的なニーズが非常に強かったことを示しています。

これまで、保有資産を担保にお金を借りるという仕組みは、主に富裕層や経営者が事業資金や納税資金を調達するための特別な手段というイメージがありました。しかし、ネット証券やネット銀行の台頭により、スマートフォン一つで数万円単位から低金利で借り入れができるようになり、一般の家計にとっても現実的な選択肢になりつつあります。

「急にまとまった現金が必要になった。でも、今は相場が良くて株を手放したくない」「売ると税金がかかってしまうから、売却は避けたい」。そんな悩みを持つ人々にとって、証券担保ローンは“つなぎ資金”として家計の救世主になるのでしょうか。それとも、安易な利用は資産を失うリスクがあるのでしょうか?

証券担保ローンとは 

上昇するグラフ 【画像出典元】「stock.adobe.com/TStudious」

証券担保ローンとは、その名の通り、保有している株式や投資信託、債券などの有価証券を担保として提出することで、金融機関から融資を受けられるサービスです。

通常のカードローンやフリーローンのように、本人の年収や勤続年数といった信用力を主な審査対象とする借り入れとは異なり、預けている資産の時価をもとに担保価値が決まるのが証券担保ローンの最大のポイントです。

配信元: mymo

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