終わりがスタートになる交流会
休憩を挟んだ後半の時間では、2班に分かれてグループセッションが繰り広げられました。ラベルデザインを検討するうえで双葉郡や浜通りにはどんな素材やモチーフがあるか、地域のお店に商品が並んだ際にどんなことを伝えたいか、などといったテーマをもとに、リラックスした雰囲気のなかでデザインの種を探す時間となりました。

第6回までの交流会を踏まえ、運営の下枝さんはその手ごたえをこう語ります。
「移住者を受け入れる体制が整っている地域であっても、移住者は移住者で、地元の人は地元の人でコミュニティが形成されがちです。しかし、この交流会を重ねるなかで、両者が以前よりも交わってきたように感じるという参加者からの声もあり、少しずつ成果が見え始めてきたように感じています。誰かから役割をもらうのではなく、自分ができることに自発的に関われば、そこには自然に協働の形が生まれます。それがなりわいとなり、自信とやりがいが得られれば、さらに深いつながりになっていくのではないかと思います」

シン・ヨリアイは全7回の交流会ですが、7回目がゴールとなる交流会ではありません。すべての交流会が終わったとき、つまり、つくるべき酒が定まったときがスタートとなる交流会です。実際の酒づくりは葛尾村で進められますが、ゆくゆくは葛尾村が属する双葉郡のそれぞれの市町村で「スイミー」のようなつながりが生まれてほしい。そして、そのひとつひとつの「スイミー」がさらに手を結び、この地域にもっともっと大きなつながりを生みだしてほしい。下枝さんのそんな想いのもと、仲間たちとの酒づくりの夢は続いていきます。
―――――――――――
■第7回「シン・ヨリアイ」 最終回となる第7回は、福島県で「お酒の神様」と称される鈴木賢二先生をお迎えし、「シン・ヨリアイ」の酒づくり企画について講評をいただく予定です。貴重なお話を直接うかがえる機会ですので、ぜひご参加ください。
2026年2月21日(土)17:00~19:00 開場16:00 会場:⾥⼭の宿みどりの⾥せせらぎ荘(葛尾村) 参加費:無料 対象となる方:ふくしま12市町村在住の方 ※田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、双葉町、川内村、大熊町、浪江町、葛尾村、飯舘村 お申込み:https://forms.gle/hq5VM1oxNeB8WBHb6 詳細はこちら https://youtu.be/3ROjCmwfgVE
※所属や内容は取材当時のものです。 文・写真:髙橋晃浩
※本記事はふくしま12市町村移住ポータルサイト『未来ワークふくしま』からの転載です
The post 【福島県・イベント】ゼロからのどぶろくづくりで移住者と地元住民の垣根を超える。「シン・ヨリアイ」が生み出す新しいつながりづくり first appeared on Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム.

