
「和の花を飾るのは、格式が高くて難しそう……」そんな風に思っていませんか? ここでは、フラワー&フォトスタイリストの海野美規さんが、北欧デザインのナチュラルな質感と、凛とした和の花を掛け合わせた、今の暮らしに馴染むアレンジをご提案します。主役は、生命力あふれるピンクの椿。まだ冷たい2月の空気の中に「春の予感」を運んでくれる、早春の花々にまつわる物語とともに、少ない本数の花でもおしゃれ&軽やかに見せるテクニックを解説します。
春の足音が聞こえる季節

窓の外はまだ冷たい風が吹く2月。けれど、ふとした瞬間に漂い始めたジンチョウゲの香りに、「あ、春がそこまで来ている」と気づかされる季節でもありますね。
「和の花を飾るのは、なんだか難しそう……」そんな風に思っていませんか? 今月は、凛とした美しさを持つ椿(つばき)や梅を、あえて北欧デザインの木製トレイとガラスの小瓶を使って、今の暮らしに溶け込むモダンなスタイルで活けてみましょう。

主役は、ピンクの椿です。
たとえ花が数輪しかなくても、トレイという「キャンバス」の上にリズムを作るだけで、お部屋は一気に春めいた表情に変わります。

北欧デザイン×和の花

どっしりと活けがちな「和の花」を、あえて北欧デザインの木製トレイに合わせるのが今回のスタイルです。ナチュラルな木の質感とガラスの透明感をプラスすることで、和の趣はそのままに、現代のインテリアに馴染む「軽やかさ」が生まれます。
