
社会人になって5年経ってFP資格を取得したFPがいた
今回は、若い世代に知っておいて欲しい「お金の『<』」という話をしてみたいと思います。この記号を早く知ることができるかどうかが、もしかしたらあなたの人生を大きく左右するかもしれません。
——私がFPの資格を取得してから随分経ちました。当時はファイナンシャル・プランナーという言葉もあまりメジャーではなく、「最近流行し始めた資格のひとつ」という感じでした。
私が社会人になってしばらくした頃(1998年4月)、会社員として5年以上働くと教育訓練給付金をもらえる仕組みがスタートしました。資格取得をがんばる人に最大8割の受講費用(上限20万円)を補助してもらえる、というものです。
(ちなみに、現在の制度は1年働けば給付が受けられます。ただし費用の2割、10万円が上限となっています。資格取得時など活用してみてください)
社会人になって5年経ってすぐ、FPの資格取得のため学校に通ったのですが、まさか人生を変えることになるとは思いませんでした。それは職業としてのFPが私の人生を変えた、というだけでなく、「最低限知っておくべきお金の知識」を得たことが人生を変えた、という意味でもあります。
今回は、私が28歳の時理解したお金の知識を「<」という数式で紹介したいと思います。
公式1:「1カ月の収入<1カ月の支出」になってはいけない

当たり前といっては当たり前の話なのですが、「1カ月の収入<1カ月の支出」とならないようにするのが家計管理だという話は、深く考えさせられました。
理屈そのものは当たり前のことです。しかし「そういう重要なお金のルールを誰も教えてくれなかった」ということについて考えさせられたのです。
言われてみれば、家庭科で若干、家計簿をつけてみるような演習があったかもしれませんが、こういうお金の基本ルールはもっとしっかり周知させるべきだと思います。
私自身もFP資格をとるまでは、なんとなく入ってきた給料の額で、なんとなくやりくりをしていました。なんとなくマイナスになって、一時的にクレジットカードでお金を借りてボーナス時になんとかする、というようなことをやっていました。FPの資格がなかったら、大変なことになっていたかもしれません。
ひとつめの大原則の「<」は、毎月のやりくりで絶対に心がけてください。
