お金と時間がかかる裁判は何としても避けたい……専門家を頼ることに
自宅に突然届いた内容証明郵便で夫の裏切り行為を知らされ、“サレ妻”に。かなり動揺した女性ですが、まずは夫に事実関係を確認することにします。

「夫を問い詰めると、最初は曖昧な態度でしたが、最終的には不倫の事実を認めました」と女性。不倫相手は夫の会社の同僚でした。
初めて不倫を知った女性に対し、相手側は証拠もそろえ「裁判も辞さない姿勢」でした。女性が考えたのは「もし訴訟になれば、さらに費用や時間がかかる可能性も」あるということ。「どう対応すべきか分からず眠れない日々が続きました」と振り返ります。
女性はインターネットで情報を集めた後、専門の弁護士に相談することを決断。「慰謝料の相場や過去の判例を踏まえて減額交渉を依頼」したそうです。
「法的な責任や減額の可能性について専門家の意見を聞き、冷静に対応するよう努めました」と女性。交渉の結果、最終的に慰謝料は150万円まで減額され、分割払いでの示談が成立しました。
150万の支払いについては、貯蓄を取り崩して対応することになり、将来の教育費や生活費への不安が強まる結果に。ただ、女性は「大きな出費にはなりましたが、裁判を避けられたことでひとまず区切りがつきました」と明かしました。
金銭的な問題は解決したものの、裏切られた傷は簡単には癒えない

トラブルの渦中にいるときは「裏切られた悲しみと怒り、そしてこれからの生活への不安でいっぱいでした」という女性。
子どもの前では平静を装っていましたが、「どうしてうちがこんな目に遭うのか」との思いから「心の中では常に動揺」していたと言います。
そんな女性の支えになってくれたのは、事情を知った実の両親、そして専門家でもある弁護士でした。
弁護士への相談と相手との示談成立によって、女性は「法的な不安が整理され、具体的な解決策が見えたことで精神的にも落ち着きを取り戻すことができました」と振り返ります。
トラブルを経て「どんなに信頼していても、現実的な備えと冷静な判断が大切だと学びました」と女性。感情に流されるのではなく、専門家の力を借りることで道が開けることを身をもって実感しました。

金銭面では解決したとはいえ、失われてしまった夫婦間の信頼関係は今も元には戻っていません。もちろん、女性が負った精神的な傷も簡単に癒えるものではありません。
それでも、もっと早い段階で夫婦間の違和感に向き合っていたら……と、やや後悔を覚える女性が選んだのは、離婚ではなく結婚生活の継続でした。
「今も夫婦関係の再構築に時間をかけている状況です」。女性は現状をそう教えてくれました。
(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年2月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。
