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スーツにも合う革靴スニーカー「ビジネスカジュアルシューズ」の傑作3選

スーツにも合う革靴スニーカー「ビジネスカジュアルシューズ」の傑作3選

◆歩くだけで足腰強化。見た目スマートなベアフットシューズ・スキナーズ「ムーンウォーカー」

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スキナーズ「ムーンウォーカー」。3万1900円。写真は公式HPより
現在筆者がヘビロテしているビジカジシューズです。チェコのメーカーでポルトガル製ですが、裸足感覚に限りなく近い「ベアフットシューズ」です。歩きながら足の裏と全身の体幹をガツンと鍛えます。ただ、どこからどう見ても「健康シューズ」にはまったく見えないところが素晴らしい。指先も足の形通りなので、靴の中で指が自在に動かせます。

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筆者私物
この指先の開放感は、一度知ってしまうと戻れません。以前は筆者もビルケンシュトックを長く愛用していましたが、個人的にはインソールの保護が過剰で歩きにくい。スキナーズは徹底的に足の動きを全開放しているので、踏ん張りが効きます。そろそろ足腰を鍛えなければ、と感じている方には一石二鳥でしょう。

◆快適だけど残念…サイドファスナー靴がビジカジに不向きな理由

靴としては優れているのですが、ビジカジとしてはふさわしくないものも紹介します。ものすごく良く見かけるのが、「合皮のサイドファスナー付きのウォーキングシューズ」。

「仕事用なら黒で革っぽければいいんじゃない?」と思われがちですが、この手の靴をスーツに合わせると急に「足元の締まり」がなくなります。サイドファスナーが致命的で、便利ではあるのですが、開けっ放しで履いている方が本当に多い。快適とズボラは紙一重。飛行機や新幹線で靴を脱いでしまっている残念な中年はたいていこれです。ビジネスシーンにはやめておくのが無難。

「スーツスタイルにスニーカー」というだけで足元のハードルは意外に高くなります。革靴と同じくらいの予算をかけるのがひとつの目安です。靴ひとつでチャンスを逃さないように気を付けましょう。

【シューフィッター佐藤靖青】
イギリスのノーサンプトンで靴を学び、20代で靴の設計、30代からリペアの世界へ。現在「全国どこでもシューフィッター」として活動中。YouTube『足と靴のスペシャリスト』。靴のブログを毎日書いてます『シューフィッター佐藤靖青(旧・こまつ)@毎日靴ブログ』。11月1日に新刊『予約の取れないシューフィッターが教える正しい靴の選びかた』(扶桑社)を発売
配信元: 日刊SPA!

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