いつまでも輝く女性に ranune
寝台列車で“延々話しかける隣席男性”を黙らせた「決定的な一言」。降車間際に“LINE交換”を要求された結末

寝台列車で“延々話しかける隣席男性”を黙らせた「決定的な一言」。降車間際に“LINE交換”を要求された結末

◆意を決して男性の話を遮ると…

サンライズ瀬戸・出雲
寝台特急『サンライズ瀬戸・出雲』の「ノビノビ座席」
 さすがにこれ以上は耐えられなくなった松島さんは、意を決して「すみません」男性の話を遮る。そのうえで「ずっと仕事が忙しくて寝不足なんです。申し訳ないですが先に休ませてください」とハッキリと伝えたのだ。

「ただ、『すごく楽しいお話だったんですけど……』と一応フォローは入れておきました。10分15分程度ならこちらも喜んで話に付き合いましたが、すでに話し始めて1時間超えていましたから。まあ、男性もそこでハッとした表情になり、「こちらこそ無駄話に付き合わせてすみません」と謝ってくれたため、ギクシャクせずに済みました」

◆LINEの交換申し出も「やってない」と嘘をついて拒否

 その後、百均で揃えた耳栓とアイマスク、空気枕(※ノビノビ座席に枕はない)で寝る準備を行い、横になって就寝。この日はものの数分で寝落ちしてしまう。目が覚めると横浜駅に着く直前で7時間半近くも爆睡していた。

「布団ナシの雑魚寝スタイルでしたけど、余程疲れていたんでしょうね。隣の男性はすでに起きていたので挨拶すると、ここから再び彼のトークが炸裂。不幸中の幸いだったのは 30分もたたないうちに終着の東京駅に着いたことですが、降りる直前に『LINEを交換しませんか?』って言われたんです。LINEやほかのSNSもやっていない旨を告げて丁重にお断りしましたけど、本当はLINEをやっていました。初対面の相手にもグイグイ来たこともそうですが、そろそろ話を切り上げてほしいのに空気を察してくれなかったし、この方とはここだけのご縁だけで十分かなって(苦笑)。私も旅先や列車で隣席になった人と言葉を交わすのは嫌いではないですが、やっぱり程度というものがあるので」

 友人であればともかく、初対面の相手に長時間トークというのは注意が必要。そもそも相手が隣の席だと逃げようがないし、必ずしも意気投合して話が盛り上がるわけではないのだ。

<TEXT/トシタカマサ>

【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
配信元: 日刊SPA!

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