学生時代の年金追納で節税?追納のメリットと親が払う場合を比較

追納の手続きと申告の流れ

ステップ1からステップ3で示す矢印型手順 【画像出典元】「stock.adobe.com/Jumpei」

追納を行うための手順は以下の通りです。

1)申し込み
最寄りの年金事務所へ「国民年金保険料追納申込書」を提出します。提出は窓口のほか、郵送でも可能です。また、「ねんきんネット」を利用すると、必要事項が自動入力された追納申込書を作成できるため便利です(作成後は印刷して提出が必要です)。

2)納付
申請後に届く納付書を使い、金融機関やコンビニエンスストア等で支払います。分割で支払う場合は、届いた納付書のうち古い月の分から納付します。

3)申告
支払った後に日本年金機構から届く「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」を使って、職場の年末調整または確定申告で手続きを行います。

この申告を行うことで、はじめて所得税や住民税が軽減されます。

なお未納分は1か月単位で納めることができるので、「ボーナス時に5か月分まとめて追納する」という方法も可能です。

まとめ

学生時代に猶予されていた国民年金保険料の追納は、将来の受給額を増やすと同時に、現在の税負担を軽減できる制度です。

・節税効果:自身の所得税率が高い時期ほど、軽減額は大きくなる
・親が納付する場合との比較:過去の猶予分については、現在収入がある本人が追納するのが原則。なお追納した国民年金保険料は社会保険料の控除の対象になり、所得税や住民税が軽減される

・追納の仕組み:古い期間から順に充当され、10年を過ぎると納付不可。3年目以降は加算額が発生する

まずは「ねんきんネット」等でご自身の猶予期間を正確に把握し、納付期限が迫っている分がないか確認することをおすすめします。その上で、現在の収入や支出と相談しながら、無理のない範囲で追納を進めていくのが良いでしょう。

そして次のステップとして、実際にご自身の源泉徴収票を確認して、今の年収でどのくらいの税金が戻ってくるのか、具体的に試算してみてはいかがでしょうか。

配信元: mymo

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