国民民主党の玉木雄一郎代表が2026年2月25日、衆院本会議で代表質問に立ち、国会の本会議場へのタブレット端末などの持ち込みについて質問を行った。

24年には「品位に欠ける」で波紋
玉木氏は19年1月に衆院本会議で行った代表質問の際、タブレット端末で原稿を読むことが許可されなかったことを発端として、かねてより本会議場でのタブレット端末使用の解禁を求めてきた。
26年2月現在も、本会議場にPCやタブレット端末を持ち込むことはできず、原稿や資料はプリントアウトして質問に臨む必要がある。14年3月には、当時の首相・安倍晋三氏が持ち込み解禁に前向きな答弁をしたこともあるが、1990年代に決まった運用が改まらないままの状態が続いている。
24年には、タブレット端末の持ち込みについて、衆院議会運営委員会メンバーの勉強会で「品位に欠ける」などといった見方が示され、議論を呼んでいた。
「タブレットを持ち込んで読み上げても品位を欠くことにはならない」
玉木氏は25日の代表質問の終盤、「国会のデジタル化について伺います」とした上で、「私は、今こうして紙の原稿を読んでいます」と説明した。
「いまだに本会議場では、この原稿を書いたタブレットを持ち込んで読み上げることができません。『品位に欠ける』との理由で、議院運営委員会で認められていないからです」とし、「しかし、原稿を書いたタブレットを持ち込んで読み上げても品位を欠くことにはならないと思いますが、今日議場にいらっしゃる新人議員の皆さん、どうお感じになりますでしょうか?」と呼びかけた。玉木氏の呼びかけに、議員らからは拍手が起こった。
玉木氏は「こんなことも認められないようでは、国会のデジタル化はいつまでたっても進まないと思います」と主張。
高市早苗首相に向け、「自民党総裁として、議院運営委員長に指示を出していただき、本会議場で、タブレットを使って読み上げることを認めていただけないでしょうか?」と問いかけた。