◆キンタロー。“りくりゅう”モノマネがまたしても炎上
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キンタロー。による“りくりゅう”ペアのものまねが大炎上しています。2月22日に自身のSNSに、三浦璃来選手のメイクを誇張したキンタロー。と、木原龍一選手にそっくりだという音声スタッフの男性とのツーショット写真をアップ。
音声スタッフを見た瞬間に、<やるしかなかった>というキンタロー。続けて、<絶対に叩かないでください 私も人の子ですちゃんと傷つきます>と、予防線を張ったのですが、反感を買ってしまいました。
“人生をかけて頑張った人たちをネタにして笑いを取ろうとするセンスが全くわからない”とか、“せめてものまねをする対象へのリスペクトぐらいは持っていてほしい”などと、手厳しい意見が大半です。
これまでにも、松本まりか、高市早苗首相、平手友梨奈など、旬の人々を真似ては炎上を繰り返してきたキンタロー。もはや炎上までがワンセットの芸風といった具合です。しかし、批判的な意見にも一理あります。
なぜなら、ものまねのクオリティそのものに対してではなく、彼女の芸に対するアプローチに疑問を投げ掛けているからです。
では、キンタロー。のものまねは、どういう点で道を踏み外しているのでしょうか?
◆キンタロー。のモノマネは「目立つための道具」?
りくりゅうのものまね写真からわかるのは、造形の過剰さです。ほとんどノーメイクの木原龍一選手(音声スタッフ)に対して、三浦璃来選手(キンタロー。)は、眉、目尻、鼻の穴、口角、いずれのポイントでも人工的に加えられた線を強調しています。このナチュラルな木原選手とは対照的な、三浦選手の“やりすぎ”感によって笑いを起こすという構図そのものが、まず筋が悪いと言わざるを得ません。三浦選手のメイクはアクロバティックであると示唆されているからです。
そして、この“やりすぎ”によって強調されるのは、三浦選手の人格ではなく、芸人・キンタロー。のキャラクターであることも押さえておくべきでしょう。
本来ものまねとは、似せる対象に寄せて、いかにもその人がしそうな仕草や、言いそうな言葉を発することでおかしさを誘発する芸です。対象の内面を研究した結果として外見や形態が似ていくことが面白いのです。
けれども、キンタロー。の場合は、彼女自身が突飛なことをして目立つための単なる道具として、ものまねの対象を利用しています。
それは、松本まりかでも高市首相でも同じ事。だから、誰のものまねをしようが、同じビジュアルに終始してしまうのです。なぜなら、キンタロー。にとっては、対象に寄せるよりも、自分が最も滑稽に映えるフォルムの方が大事だからです。
つまり、彼女のものまねのクオリティが低いから批判されているのではなく、そもそも、“これはものまねなのか?”という疑問を生んでしまう芸風が物議を醸すのです。

