「文句あんなら出てこい!」大型トラックに“あおり運転”して返り討ち…調子に乗った“赤のSUV男”が平謝りするまで

「文句あんなら出てこい!」大型トラックに“あおり運転”して返り討ち…調子に乗った“赤のSUV男”が平謝りするまで

2020年6月の改正道路交通法の施行により「あおり運転(妨害運転)罪」が創設。一定の抑止力となっているだろうが、それでも警視庁交通局の『令和6年中の交通死亡事故の発生状況及び道路交通法違反取締り状況等について』によると、2024年の高速道路における車間距離不保持での取締り件数は4713件。

煽り運転
※写真はイメージです
 ピーク時に比べれば半分以下だが、警察がいない場所であおり運転は横行しており、ましてや一般道は含まれていない。統計はあくまで氷山の一角に過ぎない。

◆日中の県道で大型トラックを煽り続ける赤のSUV

 医療機器メーカーでMR(医薬情報担当者)をしている篠山健二さん(仮名・39歳)は、自身が被害者になったわけではないが、あおり運転の末の衝撃的な場面を目撃。当時の模様を次のように語る。

「昨シーズンの冬のことですが、いつものように担当する地区の病院の外回りをしていた時の話です。会社の白いワゴン車に乗って県道を走っていると、途中の交差点で私の前に入ってきた赤のSUV車が、さらにその前を走る大型トラックを煽り始めたんです」

 平日午後の明るい時間で、その県道は片側2車線のほぼ直線の道路。トラックは左車線を走っていたため、その気になればSUV車はすぐに追い抜くことができたが、車間距離を詰め、車体を左右に振るなどわかりやすい煽り方を続けていたそうだ。

「赤い車がなぜ急に煽り始めたのかはわかりません。ただ、後ろから様子を眺めていた印象では追い抜く気がなく、悪質な嫌がらせのように見えました。だから『うわぁ、タチの悪いドライバーに絡まれちゃったなぁ』と、トラックの運転手に同情しましたね」

◆被害者のトラック運転手が降りてきて…

 SUVはしばらく煽り続けていたが、ちょうどトラックの前で信号が赤に切り替わった時、事態は大きく変わる。なんとトラックの運転手が降りて、SUVのほうに向かってきたのだ。

「30代後半くらい、身長約180㎝のガッチリした身体つき。見た目だけでも威圧感がありました。しかも、大股で肩を揺らして歩いているし、完全に怒ってるなって。なんか叫びながら近づいて来たため、少し寒かったですが気になって窓を少しだけ開けてみたんです。そしたら『オイ、この野郎! 何さっきから煽ってくれてんだよ! 文句あんなら出てこいよ!』って声が聞こえてきまして……。それも窓を強めに叩き、ドアノブを掴んでガチャガチャとやっていました」


配信元: 日刊SPA!

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