所得税の「160万円の壁」とは?「103万円の壁」からの引き上げや控除の仕組み、計算方法を解説

所得税の「160万円の壁」とは?「103万円の壁」からの引き上げや控除の仕組み、計算方法を解説

3. 所得税はいくらになる?

所得税は課税所得が大きくなるほど税率が上がる「累進課税」という仕組みです。課税所得が1,000円〜194万9,000円の場合は、5%の所得税がかかります。

例えば、年収180万円の場合は以下のような計算になります。

課税所得(180万円−160万円)×所得税率(5%)=20万円×0.05=1万円

4. 「160万の壁」は配偶者の税負担にも影響する

「160万円の壁」は働く本人の所得税だけでなく、その人を養う配偶者の税負担にも影響します。これは所得税の配偶者控除・配偶者特別控除で、満額の38万円の控除を受けられる対象が、年収160万円以下の配偶者とされているためです。

配偶者控除・配偶者特別控除で税負担が軽くなるのは、養う側の納税者です。そのため、年収160万円を超えると、本人に所得税が発生するだけでなく、世帯全体の税負担が高まっていきます。

▽親族の扶養控除についてはこちらの記事で解説しています

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