店員への“執拗なクレーム”を「彼女のため」と勘違いしていた34歳男性の懺悔。同期会で「一番ヤバかった」と名指しされ、恥ずかしさのあまり…

店員への“執拗なクレーム”を「彼女のため」と勘違いしていた34歳男性の懺悔。同期会で「一番ヤバかった」と名指しされ、恥ずかしさのあまり…

◆勘違いした男が3年後に知った「無惨な真相」

「結局、彼女から『今は仕事に集中したい』と言われ、別れることになりました。当時は勘違いも甚だしいですが、『自分が出来過ぎてしまうため、彼女は居心地が悪かったんだろう』なんて考えていました……」

その後、川久保さんは最悪な形で、自分の非を突きつけられることになった。

「自分はその後に転職し、3年ぐらい経った頃に前職の同期たちと飲み会をすることになったんです。その席で、『あの頃は若気の至りで、恥ずかしいこともしたよな』という話で盛り上がったんですが、その中で『一番ヤバかった』と名指しされたのが自分でした」

ヤバいとされたのは、彼女が別れを切り出した本当の理由に関することだった。

「自分が店で店員に執拗に文句を言っていたことが、彼女が別れを決意した本当の理由だったんです。その話は部署内に知れ渡っていたそうでした。当時の自分は後輩や一部の同期たちにも成績が悪いときつく当たっていたことがあり、それもマウントと捉えられ、裏で『イキリマン』という不名誉なあだ名で呼ばれていたというんです」

◆反省してもしきれない、当時の愚行

同期会の席でその話が一番盛り上がったが、それは川久保さんにとって苦痛極まりない時間だったという。

「前職時代、営業成績は同期の中でもトップクラスに良かったので、自分は羨ましがられる存在だと認識していました。ですが、同期たちが語るイキリ散らしていた自分は、あまりにも愚かでダサくて、自己像との乖離が大き過ぎて、本当にショックでした……」

その場は「若気の至り」としてなんとか話を合わせたが、みんなと別れた後で嘔吐するほどショックだった。

「それ以来、カスハラ的な行動は一切しなくなりましたね……。お店のスタッフの年齢に関わらず、丁寧語で接するようになりました」

自分の非を認めるのは難しいものだが、自己嫌悪に陥るほどのショックな経験は、自分を変えるきっかけになるのかもしれない。

<TEXT/和泉太郎>

【和泉太郎】
込み入った話や怖い体験談を収集しているサラリーマンライター。趣味はドキュメンタリー番組を観ることと仏像フィギュア集め
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